コミックでわかるアドラー心理学|不登校の子の親目線でレビュー
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心療内科を受診した時に医師がアドラー心理学の話をしました。
娘の主治医ではなくて、私の主治医ですね。
私も心身の不調があった時、心療内科に通っていました。
心理学で有名なのは、アドラー、フロイト、ユング。
精神科医です。似てる部分もあるけどそれぞれ考え方が違います。
少し落ち着いた頃、医師の話を思い出し、勉強したくなりました。
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この記事は、アドラー心理学について、初めての1冊として読んだ「コミックでわかるアドラー心理学」のレビューです。
アドラー心理学で有名な本は、「嫌われる勇気」、ベストセラーとなりました。
約9700件ものレビューがあります。これだけ多くの人に読まれたんですね。
「自由とは他者から嫌われることである」
え!?って最初思いました。タイトルと帯は気になったけど、今回 私が選んだのはこちら↓
「コミックでわかるアドラー心理学」です。
表紙絵がかわいい。そしてコミックの方がわかりやすそうだったから。
私は視覚優位でイラストの方が頭に残りやすいんです。
「この1冊で全部わかる」と書いてあるし、入門編としては ちょうどいいんじゃないかと思いました。
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では、ここからは読んだ感想です。初めてのアドラー心理学の本で、どう感じたのか そのまま書いてみます。
タイトルどおりマンガがメインでストーリーとなってます。
途中で解説がありますが、これも文章だけではなく図解でわかりやすく説明されています。
それでも私には難しくて、何度も読み直しました。
今までとは違う考え方、視点変えないといけないから、頭が混乱するんです(^▽^;)
(これから読む予定の人はネタバレ注意です)
シェアハウスの住人、それぞれの抱えている問題に対して、イケメンの塾の先生がアドラー心理学の考え方で指摘していきます。そして 住民は少しずつ変わっていきます。
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気になった言葉、文章をかきとめていきます。
人は変われて幸せになれる。
絵も言葉も優しく語りかけています。
でも、なるほどって思う反面、それができないから…って思ってしまうんですよね。
心の中にストンってはいってくる感覚ではなかった。
やっぱり過去にとらわれているんですよね。
目的論
どうしたいか、その目的のために自分自身がこういう行動を起こしている。
過去が原因で起きているわけではない。
原因論から目的に考え方を切り替える。
人生の悩みはほとんどが人間関係
必ず人と関わっているから、その悩みから逃げることはできない。
共同体、グループ、人との関わりが大切。特に横の関係、仲間。
自分の居場所を感じること。
劣等感をもつのは普通。トラウマは存在しない。
こだわりすぎて、できないとなると劣等コンプレックスとなる。
劣等感とどうつきあっていくか、向き合って克服していく。
その克服方法は競争心や嫉妬心、誰かの役に立ちたいと言う気持ち。
どうせ …だから、できないと逃げるのではなく、逃げずに勇気づけが大切。
勇気、克服するという考え方ですね。
この考え方が一番混乱しましたね。まず、トラウマはない。
過去の出来事でそう決め込んでいたら 確かに変わらない。
思い込みで、自分の心の眼鏡で見ていて、自分がそう認識している。
やる気がない。勇気がない。グサッときました。
うーん…このあたりは きつい言葉と感じる人もいるんじゃないかな。
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切り替えて心を強くする。勇気をもって克服する。
不登校の子の親としてアドラー心理学を考えると…
これからの未来は 今自分で決めて変えられる。娘自身がですね。
不幸だと意味付けをするのではなくて、幸せな意味づけをする。
そう思うと 今からでも変われるって前向きに思えます。
私が一番悩んでいるのは娘の二次障害の不安障害です。
今までの積み重ねで不安と言う感情が大きくなり、その結果こうなったと思っているんですね。
親である私が、防げなかったんだろうかと。
娘の心の眼鏡で見えているのは不安の世界です。
この眼鏡をはずせたらいいんだよね。
それが 過去の失敗や嫌な記憶があって、なかなかトラウマがあるからできない。
と思ってきたけれどトラウマはない。そして、原因でもないってことになります。
アドラー心理学で考えると 不登校は克服する勇気がない。
でも、目的って考えると意味があって、その先は自分らしく生きること。自立。
そのための行動だとしたら、克服する一歩なのかな。
まだまだ理解が足りないですね。頭が混乱してきます。
心療内科の医師が私に勧めたのは、こうなったのは自分のせいと責めているから。
原因論ではなくて目的論に切り替えるってことなんだよね。
娘の心は変えることはできない。娘自身にしか。
でも、逆に言えば、私は考え方を変えれば私自身は楽になれる。
自分の課題と娘の課題は別。
原因論は不登校の子の親にとって しんどい。この考え方は救われます。
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別の本も読んでみたいですね。まだまだ腑に落ちないというか、頭の中がスッキリしないので勉強します。
アドラー心理学が気になる、深く知りたい人は資格の勉強もあります。
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その後、キャリカレでメンタル心理カウンセラーの資格を取得しました。
\気になる資格をチェック/