ホームルームは特別活動に|迷って決めた通学コースで半年たった感想
パンフレットを見ているとHR(ホームルーム)ってよく出てきます。
このホームルームの回数でコースが分かれている高校もあります。
ホームルームって学活みたいなもんだよね。
これが母の持っていたイメージ。
スクーリング(授業)の方が大切で、ホームルームはおまけ程度に思っていました。
それが、小中学校の感覚だよね。これはね、毎日あるからです。
どちらかと言うと通信制高校のホームルームは逆ですね。
ホームルームがスクーリングと同等、それ以上の位置づけです。
簡単に言っちゃうと、思ったより大切ってことですね。
だから、ホームルームのためにだけ登校します。
今回は通信制高校のホームルームについて話します。
ホームルームの内容と重要さ
ホームルームは学校行事です。
普段の授業よりも、ちょっと重要ってことがわかりますよね。
学校行事ってことは、出席すれば特別活動としてカウントされます。
さらに、このカウント数が入学式の倍の時間でした。
ね、思ったよりも重要でしょ。
これね、オリエンテーションの時は知らなかったんです。
説明はあったかもしれないけど理解してなかったんですよね。
だから、たくさんの行事を申し込みました。
そんなに申し込まなくても、卒業要件の30時間にホームルームで積み重ねることができたんですよね。
1年で10時間が目安だけど3年間で30時間で卒業できます。
ホームルームが含まれると他の行事にほとんど参加をしなくても卒業要件に達する場合もあります。
行事の参加が苦手な子、行きたくない子もいますよね。この方法なら卒業しやすくなります。
全日型、週5日のコースだったら、そこまでじゃないと思います。
通学スタイルによって、週1、月1回のホームルームは貴重です。
だから、ちゃんとした意味があるんですね。
- 特別活動の1つ。
- 日程確認、連絡事項を伝える。
- 申請書類やレポートの提出
- 行事の確認と申し込み
- 担任やクラスメイトとの交流
就学支援金関連、通学定期・回数券申請、行事や単位認定試験の申し込みなどは、郵送でも大丈夫だけど確認してもらいながら手渡しの方が安心です。
アプリでお知らせ事項が配信されますが、重要な案内はホームルームで書面として配布されます。
紙で確認した方が安心だね。
中学までのように冷蔵庫に貼ってあるよ。
定期的に学校に足を向けさせることに意味があるってことですね。
学校から足が遠くなるとぱたっと行けなくなることもある。
なので、ホームルームは全員参加となっています。
ほとんどの子が出席してる?
欠席の子もやっぱりいます。入学式と同じで強制ではありません。
クラスで4.5人ぐらいは来れない子がいます。
なので、自分だけと思わなくてもいいです。行けない子は行けないんです。
時期によっては単位認定試験についてなど重要なこともあります。
ちなみに授業の2時間分あります。
LHR(ロングホームルーム)と呼ばれているよ。
【追記】
1年目は全部出席しましたが2年目で体調不良、なかなか行けずに欠席。
別の日に欠席者のみを集めてホームルームの代わりがあります。
この場合は特別活動とカウントされません。
この振替日も欠席の場合は個別となります。
どれぐらいの頻度でやるの?
コースによりますが毎週、毎月、それぐらいの頻度です。
でも年間で考えると少なめになります。
月1回だと年間12回になりますが、実際は半分ぐらいです。
というのは、通信制高校って休みが多いんです。
通学日数が少ないから当たり前って思いますよね。
長期休暇も多いんです。その間はホームルームもなくなります。
ホームルームは出会いや友達作りのきっかけとなる?
友達と話すきっかけになるといいんですが、回数が少ないとなかなか難しいです。
いくら時間が長くて全員参加でも、伝達事項で終わってしまいます。
回数が多いコースはレクリェーションをしたりするので友達ができやすいですね。
もう少し回数が多いコースにすれば良かったと思った時期がありました。
そうすると学費も高くなるけどね。
この差が結構あって、行けなきゃ、もったいないんですよね。
友達作りのきっかけになっても、そもそも負担となると意味がない。
中学の時みたいに行かなきゃってなる。
みんなが行ってるのに行けないと、また自己肯定感が低くなる。
心にも金銭的にも負担となります。
不登校だと悩ましいところだね。
迷いましたが少なめのホームルームを選びました。
こっちのコースの方が人数が多いんですよ。
きっと同じように考えてる子が多いんじゃないかな。
今のところ全部出席しています。
それでも、やっぱり友達ができにくいんですよね。
そうすると行事も積極的に参加しようと思わない。
友達が欲しいけど、なかなか話せないんですよね。
オンラインのホームルーム
オンラインでホームルームをしている高校もあります。
また、コロナ禍でオンラインに変更した高校もあります。
娘の学校も緊急事態宣言の影響で一度だけ変更になりました。
Slack(スラック)、Zoom(ズーム)、Googlemeet(グーグルミート)などを利用します。
スマホ、タブレット、パソコンから参加します。
チャットでの参加、マイクを使ったり、形態も様々です。
初めてなので緊張していました。
今回はホームルームが思った以上に重要だった話をしました。
ホームルームは高校を決める際の1つのポイントになります。