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不登校から高卒認定試験(高認)に合格、その後進学、留学した体験談

高認

実際に経験した、ご本人やご家族のお話を、内容ごとに分けて少しずつ掲載していきます。

この記事では、高等学校卒業程度認定試験(高卒認定資格)を取得した方の体験談を紹介しています 。(名称変更前は大検と言われていました)

高卒認定試験とは
  • 高校に通わなくても大学、専門学校の受験が可能になる国家資格
  • 高校卒業と同等の学力とみなされる。
  • 高校卒業資格ではない。その後進学しない場合は中学卒業。
  • 満16歳以上であれば受験できます(在学中でも)
  • 年に2回、最大10科目。科目に合格すれば、その科目は次回免除。
  • 通信制高校の単位に合格科目を振替えが可能(校長判断)

中卒から大卒になる方法もあります

高校卒業、高認取らなくても大学に行ける

そら

娘の通っていた塾の先生が言っていました。
高校に無理に行かなくてもいい。高校を1年で中退して塾に戻ってきた子もいる。
高卒認定資格をとり留学。その後、帰国して大学へ。
いろんな道があります。遠回りのようで近道となるかもしれないと。

不登校、高卒認定コースがあるオンライン家庭教師もあります

ユーキャンには高卒認定試験講座があります

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高卒認定試験予備校については下記の記事で触れています

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本人

私は小学生の頃は、明るく、自分で言うのも何ですが成績も悪くなかったです。

しかし、両親の度重なる喧嘩が、ちょうど中学へと環境が変わる時に起こり、毎日が嫌で仕方がありませんでした。それからなぜか音に敏感になっていき、ちょっとした物音でビクッとしたりして生活に支障が出るまでになっていました。

その結果、中学は不登校、高校は退学となってしまい、最初は仲の良かったはずの親も離婚してしまい、毎日自分を責めていました。当時の事を聞くと母親もずっと泣いていたそうです。

高校を退学した私は、環境を変え定時制の高校に進学しました。人数は少ないものの人間関係を大切にするのは定時制の魅力だと思いました。

しかし、私の音に対する恐怖というものは治らず、1年で退学してしまいました。
 
その後、高卒認定試験に合格し、通信制の大学に行きました。単位を取るのはとてもしんどかったのですが、どうにか突破することが出来ました。

通信制の大学のデメリットは基本的に就職支援がないということです。社会経験の無い私に人脈などあるわけもなく進路について漠然とした不安だけが残り、アプリで仕事を探す毎日でした。

そうして求人を見た私はある決心をします。「行政書士の資格を取ろう」その日から私は勉強を繰り返し、1年かけて行政書士に合格することができました。

そう言っても、たかが資格だろうと心の中で思っていましたが、いざ就職活動をしてみると大卒+行政書士が大きかったのかブランクがあったにもかかわらず落とされることはありませんでした。

そうして入社し2年が経った頃、あることに気がつきます。「音がうるさくない!」そうです。音に敏感だったのが治っていたのです。理由は正直わかりませんが不安を払拭できたことではないかと考えています。

子どもが不登校だと親も精神的に辛いですよね。でも、その後の子どもと親の行動次第で普通に学校に行っていた人より良い人生を歩むことも可能です。事実、私はやめて良かったと思っています。

色々と大変ではありますが、どうせいつかは笑い話になると考えて親子でゆっくり進んでいくことをオススメします。無理せずに頑張ってください!

ご家族

妹が高校生の時に学校に行かなくなりました。全校生徒が同じ制服を着て、同じカリキュラムの中で学生生活を送ることに違和感を覚えたようです。
 
地方の田舎にある進学校だったので、入学した生徒の大半が部活や趣味をしつつも進学に向けて高校生活を送っていました。同じ高校にいった私もそれが当然のことでした。でも妹は違いました。
 
高校には行かず、家で海外ドラマを見たり、美容の研究をする毎日を過ごしていました。休日はお洒落して友達と出かけていたので、不登校になっても友達関係はしっかり保っていたようです。

カウンセリングや心療内科も受診しましたが特に問題はありませんでした。

妹は都会への憧れもあったようで、まだ15、16歳でしたが、東京でひとり暮らしを始めました。高校をやめ、東京で早々に高卒認定試験に受かり、そのままアメリカに留学しました。
 
片田舎で育った末の妹。レールに乗ったかのように順調に大学まで卒業した姉二人。妹の選択を受け入れ後押しした両親はすごいと思います。
 
その後、妹は好きだった美容を深めるため東京の専門学校に進学しました。毎日登校し国家試験にも一発で受かったようです。同じ学校なのに高校の時は通えず、専門学校は皆勤賞。
 
同じ進学でもルートはいろいろあるんだと感じています。今では好きな事を仕事として、いきいきと過ごしています。あの時、無理やり田舎の高校に縛りつけなくてよかったと妹の場合は感じています。

本人

中学生の時、不登校になりました。きっかけはクラスやグループの派閥・いじめに、嫌気がさしたことです。

当初は自分自身が標的になることはありませんでしたが、体調を崩し1週間ほど休んでいる間に、いじめの標的が私に変わっていました。あることないこと噂され、たった1週間で私の居場所はなくなりました。
 
「かなしい」「つらい」という気持ちよりも、「くだらない」という気持ちが大きく、不登校になりました。
 
勉強については、ありがたいことに家庭教師の先生にみてもらっていたため、無事に高校へ入学。しかし、高校でも「くだらない」ものをたくさんみてしまい休みがちに。最終的に、高校は退学しました。
 
その後は、高等学校卒業程度認定試験(大検・高卒認定)をとり、大学へ。大学生にもなると「くだらない」ものを排除する術を身につけていたため4年で卒業し現在に至ります。
 
学校へ通うことがすべてではないと大人になった今でも思います。自分の子どもが不登校になったら、それでもいいと思います。もちろん、小学校・中学校は義務教育です。
 
「義務」なので、通わなくてはならないのは分かります。その「義務」については、小学校高学年にもなれば子ども自身も分かっています。それでも行かない、行けない理由はそれぞれにあります。
 
その理由と向き合う前に、「義務」を押し付けるのことは、子どもを傷つけます。「どうしてあたりまえのことができないの?」会う度に、祖父母に言われました。今でもずっと忘れません。
 
「あたりまえ」や「義務」よりも、「気持ち」や「こころ」を尊重できる世の中であってほしいと強く思います。

本人

もう昔の話になりますが、私は中学二年生のときに不登校になりました。
 
いじめのような明確な原因もきっかけもなく、なぜか学校に行くのがすごく苦痛に感じるようになって休みがちになり、とうとう通うことができなくなったのです。
 
毎朝のように体調不良を訴える私に、両親はもちろん困惑していましたが、その当時としては理解を示して、あまり追い詰めないように対応してくれたと思います。

少なくとも学校に引っ張っていったり、面と向かって責めたりはしませんでした。できれば登校を再開してほしいと考えているのはもちろん伝わっては来ましたが。

自分でも学校に行くべきなのに行っていないというある種の後ろめたさに苦しみました。
 
評価不能、ほぼ白紙の通知表が届くたびにあせりは大きくなるのですが、そのあせりが恐怖となり、ますます学校へ行けなくなる悪循環も生まれることに。
 
学校もこういった事例に慣れていなかったのか、休んでいる間にたまっている宿題や受けていない試験について、たびたび持ちかけてきて、それが非常にプレッシャーだったのを覚えています。
 
最終的に、私は通っていた私立学校を辞め、本格的な引きこもり生活に突入しました。私は当初、近くにある別の私立学校の高等部への受験・編入を考えていました。
 
実際に、通っていた学校をやめたことにより、精神や体調は安定してきていたので、両親も賛成していました。ただ、不運なことに同時期に父が病に倒れて受験どころではなくなり、高校進学自体を断念せざるを得ませんでしたが。
 
塾や予備校に通う余裕もないまま父が亡くなり、18歳になったときに大検(現在の高卒認定試験)を受けました。

高校生活への憧れはありましたが、経済的余裕もないなかで、どうしても大卒の肩書きを手に入れたかったこともあり、独学で勉強して大学進学を目指す道を選んだのです。
 
そうして浪人こそしたものの、無事大学へ入学・卒業することができました(浪人中も独りで勉強するだけだとお金はほとんどかかりませんでしたね)
 
大学でできた友人や就職面接では不登校のことは伏せていましたが、高校に行かなかったことは特に隠さず、それに対して特に誰も突っ込んで聞いてきたことはなかったと思います。
 
そして平凡な事務員となった今となっては全然関係なくなりました。今でも中高での部活や修学旅行の話を聞くと羨ましくは思いますが後悔はありません。

本人

自身が高校生の時に不登校になりました。入学して3日目でもう無理だ、学校に行くのが怖いと思って行けなくなりました。

結局1年休学して1年遅れで2年登校し、そんな自分に違和感があったので3年生でまた不登校になり、退学しました。その間に高等学校卒業程度認定試験(当時は「大学検定」という名称)に合格し、その年に私立短大を受験して進学、以降は就職、結婚、出産・育児を経験しています。

初めの不登校は人間関係だったと思いますが、とても憧れている進学校に頑張って入れたのに入学した時点で燃え尽きてしまった感じもありました。

子どもの頃から虚弱で体を動かすのはしんどいと思うことも多く、今思えば起立調節性障害もあったのではないかと感じています。

不登校になった時点で当然、精神科や児童相談所、相談機関に連れていかれましたが、何の病名か原因などは教えてもらえず、家族から腫れ物に触るようにそっとされていた印象があります。

それがかえって良かったのかもしれませんが、今思えば、いじめられているわけでもないのに学校に行きづらくなったら、まず体調に問題がないか原因を調べ、心身の休養をとることが一番だと思います。

いろいろな選択肢があるので、自分に合った前向きな生き方を見つければ大丈夫だと感じました。同い年よりは2年遅れになります。でも途中からもうそんなことは忘れて普通に生きていますよ。

私自身が高校1年生で不登校になり、3ヶ月しか登校できずに中退してしまいました。16歳になると同時に始めたバイトに打ち込み、しばらくはフリーターとして掛け持ちで働く毎日を過ごしました。

しかしバイトを探すにも中卒のハンデがつきまとい、世間の風当たりや厳しい目を実感…。18歳になってまわりの友達が大学に進学し始めたこともあり、自分も大学に行きたいと勉強をスタートしました。

高校にはほとんど通えていなかったので勉強はいっさいわからず、センター試験と大学の個別試験に向けて過去問とひたすら解いていました。

実家住まいでしたが親に申し訳なく、高いお金を使って塾に通うことはせずに独学で頑張りました。もちろんバイトもやめずに働き、月に15万近くは収入があったと思います。

本格的な試験勉強は12月からで、そこからはバイトもお休みして没頭しました。1年遅れになりましたが大学には入ることができ、4年で無事卒業。

サークルは楽しかったし、就活も大卒限定のホワイト企業にネームバリューで受かったので、大学には行ってよかったと心から実感しています。

親御さん

我が家の息子が高校2年生の時に不登校になりました。
 
私はどちらかというと教育熱心な方だったので、息子を中学・高校6年間の私立一貫校へ入れました。しかし、この中学校の雰囲気になじめなかった息子は高校は違うところへ行きたいと言い出しました。
 
そこで、月謝の高い塾へ通わせましたが志望校には落ちました。結局、滑り止めで受けた私立校へ通うことになりましたが、ここでも息子は学校になじめずに、高校2年生で不登校になり退学となりました。
 
ちなみに、この時期 私はほとんどうつ状態でした。そんな我が家の状況を心配した義理の姉が「知人のお子さんがフリースクールに通い充実した日々を過ごしている。試してみたら?」と背中を押してくれました。
 
嫌がる息子をフリースクールに通わせると、息子と同じような経験をした人、もしくは息子より壮絶な人生を送ってきた人などがいてびっくりしたようです。
 
でも、彼なりに世界が広がったようで、高校卒業認定の資格をとることにも目覚め、大学受験にも挑みました。しかし、勉強をおろそかにしていた息子は志望校は全部落ちました。
 
その後、先輩の紹介で小さな会社でバイトを始め、真面目さが認められそこから正社員になり一人暮らしをはじめました。しかし、この会社も辞めて、今はバイクの販売店で働き始めました。
 
将来、息子がどうなるのか分かりませんが、引きこもりやうつにもならず独り立ちしたので、これで良かったのだろうと思うようにしています。

そら

少し感想をを書きます。

それぞれ進んだ方向は違いますが、どの体験談も成長していて自立しています。

特に最後の体験談の親御さんの気持ち、とてもよくわかります。
今の私も同じ気持ちです。
学校、学歴よりも、一人暮らしをして働いている。キラキラして見えます。不登校のゴールって、最終的にはここだと思います。

その過程で高卒認定試験という選択肢もある。そこを一度でも目指した人はその後に経験がいきていると思いました。

他にも不登校を経験したご本人、ご家族、また、先生など関係者の方々の体験談を多く紹介しています。

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