通信制高校ってどうなんだろう?
今、不登校だけど通えるの?卒業できるの?
さまざまな事情があって、通信制高校を選択肢の1つとして考えた時、情報を集め始めますよね。
最初の1歩として、合同説明会(相談会)に参加が おすすめです。
この記事では、オンラインの通信制高校・サポート校の合同説明会「まるごと通信制フェスタ」を紹介します。
また、実際に参加した感想を書きます。
迷っている方は、参考にしていただけたら嬉しいです。
詳細・申込はこちら>>まるごと通信制フェスタ
まるごと通信制フェスタの特徴
主催 | 株式会社リクメディア |
日程 | (2023年6月3日〜7月9日終了) (2023年10月7日、14日、28日終了) 2024年 1月27日(土)〜 2月18日(土) ※ 各地域2回(1月:生配信・2月:録画配信) |
開催エリア | 15都府県・地域別 宮城県/仙台・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県/横浜 新潟県・岐阜県・愛知県/名古屋・大阪府・兵庫県/神戸 岡山県・広島県・福岡県・熊本県・沖縄県 |
参加方法 | オンライン(Zoom)、カメラOFF 無料(要予約) |
参加対象 | 保護者 中学生(1〜3年生)・高校生(1〜3年生) 通信制高校志望の方 中学校の教職員(進路担当等) |
※2024年は、5月~毎月開催予定となっています。
2023年開催の体験談となります。
登壇実績のある通信制高校・サポート校一覧
詳細・申込はこちら>>まるごと通信制フェスタ
当サイトでも紹介・応援しているICT教材eboardのNPO法人eboardさんが協力しています
ここからは、他の合同説明会にはない特徴を もう少し詳しく書いていきますね。
オンライン|顔・声出し不要・録画配信あり
顔出しや声出しが不安な場合もありますよね。
Zoomでカメラ、マイクはオフでOK。
手持ちのスマホやパソコン、タブレットから参加できます。
(Zoomアプリをダウンロードは必要です)
質問はチャットを使い、司会者が代読して聞いてくれます。
また、リアルタイムで視聴できなかった場合でも、見逃し配信(録画)があります。
地域特化型|15都府県でエリア別に開催
15都府県と地域別に分かれています。
オンラインの説明会はコロナ禍から普及してきました。
どこからでも繋がれるオンラインだと、全国的な情報に偏りがちです。
でも、知りたいのは実際に通うことになるキャンパスの情報なんですよね。
地域別で、ある程度の学校数を集めた合同説明会はなかった気がします。
今回、参加して感じたんですが、地元で まだまだ知らない学校ってあります。
それだけ、最近 通信制高校やサポート校って増えています。
よく耳にする大手ばかりではなくて、個人塾やフリースクールのように少人数で個性を大切にし、地元の企業と連携している学校もあります。
同じ学校でもキャンパス・学習センターによって、雰囲気が違ってきます。
これは、通信制高校に通う子のお母さん達と話していても感じました。地域性ってあるんですよね。
合同説明会の流れと視聴した感想
ここからは、実際の流れと参加した感想をレポしていきますね(第1弾を視聴しました)
申込から当日入室まで
参加地域を選んで申込します。
申込先⇒まるごと通信制フェスタ
見逃し配信のみ希望の場合も同じ申込になります。
当日まで受付、見逃し配信日も受付可能(早めの予約をおすすめしています)
事前にzoomの参加URLが届くので、当日 時間になったら入室します。
カメラは入室後にオフもできますし、あらかじめ 設定でオフにしておくこともできます。
通信制高校の仕組みを説明
最初に、運営担当者から、通信制高校とサポート校の基本説明があります。
- 通信制高校の卒業要件
- 単位をとるために必要なこと
- 通信制高校とサポート校の違い
- 登校コースやコースの特徴
時間の関係でポイントのみの説明になっています。
これだけだと、ちょっとわかりにくいかなと思いました。
それだけ、通信制高校の仕組みって ややこしいんですよね。
例えば、年1回の合宿型スクーリングと聞くと、今のうちの子の状態だと参加できない…って思う方もいるかもしれません。
娘がそうでした。中3の修学旅行は欠席、当時ひきこもってました。
スクーリングの方法も、ここ数年で多種多様になってきました。
サポート校も、本校の合宿型だけはなく、参加しやすいように日帰り、県内の連携施設やサポート校のキャンパスを利用する学校もあります。
知識を持つと選択肢がいろいろとあることがわかります。
その後に登壇する学校の説明を順次聞いていくとわかります。
当日までに読んでおくと、さらにイメージや質問がしやすくなると思います。
学校説明を視聴
各学校の持ち時間は15分(10分間の説明+5分間の質疑応答)
スライドや動画を使って説明していました。
次の学校の開始まで5分間休憩。
このサイクルで8校~10校を繰り返し、トータル3時間ぐらいになります。
タイムスケジュールはチャット欄にあります。
進行や質疑応答をされている司会は学生さんでしょうか。
堅苦しくなく、子どもも参加しやすい雰囲気だと感じました。
説明されているのは、先生や経営者の方で、その学校ならではの特色を伝えていました。
1校10分間と短いんですが、だからこそポイントをぎゅっと絞って伝えています。
画像も多く、駅から学校まで、教室の様子、実際のレポート、行事などもわかりやすかったです。
8校~10校を約3時間で視聴でき、比較できるのもオンラインのメリットです。
対面の合同説明会は、通信制高校の人気が高まり、混雑しています。
高校のブースは3.4校をまわるのが限度なんですよね。
この記事を読んでくれた方の感想を紹介します。
オンラインの合同説明会に参加して、通信制高校の良さがわかり、対面の合同説明会に行きたいと子どもが言い出しました。
動き出すきっかけとなりました。
ほんと、合同説明会って混んでるブースは、話をするより並んでる時間であっという間に終わっちゃう。
オンラインのメリット、なるほど!って思いました。
オンライン、対面、どちらにもメリットがあります。
なんとなく通信制を考え始めた時期、まずは、いろんな高校の話を聞いてみたい場合はオンラインがおすすめです。
考えてもみなかった学校の説明を聞いてみるのもいいですよ。
新しくできたばかりの斬新な学校もありました。
ほんとに いろんなコースがあり、学校のイメージや価値観が変わりました。
全体を通して感じたことは、卒業よりも もっと先を見据えています。
進路もそうですが、社会経験、生きていく力に焦点をあてています。
不登校になると視野が狭くなりがちです。
話を聞いていると、学校選びだけではない気づきがありますよ。
なかなかない機会です。
是非、すべての学校の説明を視聴してみてください。
また、生徒、卒業生が体験談を話している学校もありました。
不登校、起立性調節障害の卒業生が笑顔で「大丈夫!」って言う言葉は心強く感じました。
現場の生の声が一番参考になりますし、希望がもてますね。
質問内容について
質問が積極的にされていました。チャットなので聞きやすいですね。
学習の遅れ、進学について、部活、同級生とのコミュニケーション、転入学、コース変更。
「起立性調節障害ですが、午後からでも大丈夫ですか?」という質問も。
発達特性の配慮、特別支援学級からの入学についての質問も多かったです。
他の方の質問は参考になりますし、同じように不安に思っているのは自分だけではないんだと思いました。
説明の時間がおしてしまって、質問の時間がとれない学校もあったのは残念でした。
疑問点や質問したいことをあらかじめメモしておくといいかも。
アンケート、見学・資料請求
最後にアンケートがあり、退室となります。
このアンケートから、気になった学校の体験・見学、資料請求ができます。
希望の学校に☑を入れます。
説明会に参加して電話がガンガンかかってきたらどうしよう
これ、心配な方もいますよね。
一括資料請求をした時に、勧誘がすごくて戸惑ったことがあります。
アンケートには、希望しないの☑欄もあったので大丈夫ですよ。
体験・見学は子どもの気持ちやタイミングもありますよね。
今回の視聴がきっかけとなり、お子さんの心に変化があれば申し込んでもいいと思います。
まだ そこまで考えられない状態の場合は、あせらなくてもいいです。
もしくは、親御さんだけで話を聞きに行くのもいいと思います。
娘が行けない頃、一人で学校説明会や個別相談会に参加しました。
予約しても、本人が当日に行けないんですよね。
それも、よくあることで、通信制高校は理解がありました。
子どもがいないので、お金のことや聞きづらいこともいっぱい聞けました。
聞いてもらえるだけで気持ちが楽になりますよ。
見逃し配信(動画視聴)
生配信と同じようにZoomでスケジュール通りに視聴します。
起立性調節障害の子や昼夜逆転で、午前中の参加が難しい場合もあるでしょう。
当日のドタキャンが心配で申込を迷うこともありますよね。
見逃し配信もあるので、気持ち的にも余裕をもって申込ができます。
生配信は親御さんだけで参加して、どんな感じだったか お子さんに伝えて、2回目の動画を一緒に視聴するのもいいですね。
まとめ
ここまで紹介してきた まるごと通信制フェスタ のメリットをまとめます。
・自宅から気軽にオンラインで参加できる。
・多くの情報がまとめて手に入れられ比較検討できる。
・地域別で、通うキャンパスの生の声が聞ける。
・当日無理でも見逃し配信がある。
・オンラインから対面へ、次のステップに進む きっかけになる。
こんなに選択肢があるんだって思えるだけで安心感があります。
それは、親も子も同じだと思います。
いくつもの学校の説明を聞いていると、だんだんと通信制高校の仕組みもわかってきます。
比較することで優先順位や ここだけは譲れない部分などが見えてきます。
漠然としていたものが、なんとなく選ぶポイントがわかってくると思います。
私は、対面の合同説明会への参加をしばらく迷いました。
子どもが まだ決められない状況だし、大勢のいる場所へ電車で行けそうにない…。
こんな状態で参加していいのかな。何から聞けばいいのかわからない。
これが当時の私の心の声ですね。親も不安なんですよ。
まるごと通信制フェスタ は、そんな気持ちに寄りそい、ハードルをぐーんと下げてくれた合同説明会です。
まずは、気楽に通信制高校のことを知るきっかけ、第一歩にぴったりです。
そこから、対面の合同説明会、学校説明会、個別相談会とステップアップしていくのもいいと思います。
詳細・申込はこちら⇒まるごと通信制フェスタ
お子さんにぴったりな学校が見つかりますように。
私の体験が少しでも参考になれば幸いです。
この記事は対面の合同相談会に参加した体験談です