通信制高校やサポート校の説明会で聞くこと、確認ポイント一覧表


相談会って何を聞いたらいいの?
パンフレット、ネットでは公にされていない情報もあります。
パンフレットに書いてあることも、念のため聞いたら、うちのキャンパスは…って違っていたこともありました。
パンフレットはあたりまえなんですが、いいことしか書いてません。
希望の高校、キャンパスの常勤の先生や入試担当者に聞くのが一番正確です。
子どもの現状と希望を伝え、どこまで対応が可能なのか確認しましょう。

この記事では確認しておくといいことを一覧にしました。
私自身が調べたこと、聞いたこと、感じたことの情報の共有です。
細かく聞くのは個別相談会がおすすめです。
特にスクーリング、単位認定試験の救済措置を確認してください。
もし、行けなかったとき、日程変更、診断書、追加レポート提出でなんとかなるかなど。
もしもの場合を想定して質問してください。
臨機応変な対応がどこまでできるか、学校によって様々です。
通信制高校について、ひと通り説明しています
選び方や候補の絞り方について
19人の卒業後の進路の体験談が書かれた本

少し長くて難しいのですが、文部科学省が通信制課程について指針を示しています。
高等学校通信教育の質の確保・向上のためのガイドライン
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学校の種別、特色について
- 高卒資格について、サポート校、技能連携校であれば、どこの通信制高校と提携しているか。
- 全体の在籍生徒数(男女比)、女子が8割近い学校もあります。
- 担任(年度ごとに変更)がいるか、1クラスの人数
- 常勤、教員免許を持っている先生の人数。
- 二部制(前期・後期)、三部制、卒業の時期
- 卒業率、進路決定率、AO入試等のフォロー。
- 進学実績、大学名、指定校推薦枠の大学と人数(基準、県内、在籍日数などの制限はあるか)
- 専門コース(eスポーツ、芸術、美容、スイーツ、保育、留学など)
- 校舎の移転予定はないか(人数が増えるとよくあります)
受験について
- 選考方法(作文、面接、調査書、学力検査(科目)
- 作文用紙(PCも可能か)、テーマ、文字数、免除(プレスクールの参加など)
- 面接は子どものみ、親子参加のどちらか(付き添い可能か)
- 第1回目の入試日、願書提出の期日、その後の随時実施日程。
- 推薦と一般、併願について。。入学金免除や選考方法などの違い。
- 中学卒、同学年入学の場合、いつまでなら間に合うのか(4月以降もあります)
- 人気のあるコースの定員と状況(入試1回目で定員になるかどうか)
- 転編入の場合は入学可能な時期、手続きまでの期間、卒業の時期。
- 推薦で大学を希望の場合、在籍期間が関係あるか。入学時期の検討で考慮。
今は通信制高校の中等部も多くあります。
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通信制運営の中等部、フリースクールの違い|2023年度費用を比較
通信制高校やサポート校が作ったフリースクールや中等部って何が違うの?出席扱いになる?どこにある?費用も比較してみました。
単位について
- 年間の上限単位数(卒業時期にかかわります)、登録単位の有効期限。
- 単位認定試験は年に何回か、時期(受験時に重なるかどうか)
- 試験の方法(選択式、オンライン、手書き)、合格ライン。
- 難易度(レポートからほとんど、別途プリントがあるかなど)
- 再試験と追試について(別途費用、合格点、評価が何割になるか)、行けない場合の救済措置
- 通知表(成績、評定)について(推薦を希望する場合に考慮)
- 前籍校からの単位引継ぎについて(専門系⇒普通科の場合はどうなるかなど)
- 高卒認定資格、その他資格の振替が可能か、何単位までか。
スクーリングについて
- 同じキャンパス、本校、集中合宿(遠方)など。
- 参加できなかった時の救済措置。次回、診断書で近くのキャンパスで可能など。
- 登校日数の目安。年何日程度必要か。
- コースについて(全日型・週5、週1~週4、自由登校型など)
- 入学後のコース変更は可能か、変更できる時期や差額について。
- 開始時間、午後から可能か(起立性調節障害の子、体調面での配慮)、終了時間。
- 欠席連絡(必要か、電話、アプリなど)
- 時間割(授業数と時間、休憩時間)前期と後期で変更があるか。
- 教室内の人数、姉妹校や他キャンパスの生徒が来る場合があるかどうか。
- 学習方法(自習・個別指導、全体授業)
- 発表があるか、筆談が可能かどうか(場面緘黙症の子もいる)
- オンライン、メディア学習、放送学習の併用での減免。
- わからない点の質問方法、オンラインツールの利用。
- 専用パソコン、タブレットが必要かレンタル可能か。
- 学び直しがあるか(特に数学と英語の確認)
- 体育の実技はある?どんな競技?校内?服装は?場所はどこかを借りる?
- 必須教科以外の選択科目について、どんな科目があるか。
- 昼食はどこで?(気にする子もいます)
- 親の付き添い(同伴可の高校もあります)
レポートについて
- 紙面、オンラインのどちらか。提出・返却方法(対面、郵送)
(紙からタブレットに移行計画があるか) - 締め切りは何回?その都度かまとめて提出なのか?
- 難易度(問題数、どれぐらい埋めて提出、合格点と再提出)
ホームルームについて
- 対面(登校)、オンラインのどちらか。
- オンラインのツール(Zoom、Slack、Googlemeet)の確認。
- 特別活動のカウント、何時間に充当するか。
- 週1、月1などの頻度、年間トータル日数、欠席の場合どうなるか。
- 開始時間、所要時間について(起立性調節障害の子は遅めがいいです)
- レクリェーションや交流はあるか。
学校行事について
- 式典はどれぐらいあり、会場はどこか?
服装(制服、襟付きシャツ・ブレザー着用など) - 必須、全員参加予定はどんな行事があるか。選択式の行事数、年間スケジュール
文化祭や体育祭(運動会)の参加は必須?当日以外の準備日数も必要かどうか。 - 親の参加する行事、進路指導がどれぐらいあるか。
- 行事の日程(日帰り、宿泊、集合時間)、利用交通機関と費用、申込、キャンセル料と時期。
- 昨年の参加人数(大勢が苦手な子もいる)
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通信制の特別活動の感想|学校行事の参加と欠席の電話連絡について
通信制高校の特別活動について。全員参加の式典から任意参加の学校行事例。欠席するとどうなる?連絡はいる?友達がいない場合のグループ活動の心配など。
学校生活について
- 部活動、人数。過去の活動状況。
- 生徒会、その他交流する機会の有無について。
- 長期休み(夏休み、冬休み、秋休み、春休み等の日程)
- 指定制服の有無。価格、注文方法と納期(いつまで注文で入学式に間に合うか)
- 校則(髪の色やメイク、ピアス、ネイルなどは大丈夫?)
フォローについて
- スクーリングやレポートの進捗状況やフォロー、親も確認できるかどうか(アプリなど)
- 常に相談できる先生がいるかどうか。相談方法。訪問がある高校も。
- メンタルケア(カウンセラーがいるか、資格を持っているか)
- 不登校、起立性調節障害、発達障がい、特性の理解。
費用について
- いつの段階でどれぐらいの費用が必要か。トータル費用。
- 転編入の場合の学費。1年分、半期分、単位分、サポート校と通信制高校の場合、数ヶ月でも3桁となる場合もあります。
- 併願の場合の入学金等の振込時期。
- 就学支援金について。あらかじめ減額されるかどうか。
- 合宿のスクーリング費用は含まれているか(旅費や宿泊費)。含まれていない場合の費用
- 通学費用の学割適用(定期券、割引回数券が使えるかどうか)
- パソコンやタブレットなど別途大きな負担はないか。
- 専門コース、補習等のオプション料金。
- 奨学金、ローン等の制度について。
- アルバイトで教科書が無償になる制度など。

学費が安いのは圧倒的に公立の通算制高校です。
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通信制高校に進学した体験談も多いです
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