通信制運営の中等部、フリースクールの違い|2023年度費用を比較

フリースクール
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オープンキャンパスは無料で参加できます。

もっと本格的なプレスクールは、体験までは無料ですが、その後は有料となる場合もあります。
さらに、最近は通信制高校やサポート校が運営するフリースクールが増えてきました。

そら

この記事は通信制高校やサポート校が運営するフリースクールについて書いています。
民間のフリースクールの相場(通学・オンライン)として参考にしてください。

最新版 2023/4/11発売

記事内のリンクは一部広告を含みます

もくじ

通信制高校の中等部?フリースクールと何が違う?

フリースクールは学校ではなく、学校に行けなくなった子の居場所となる支援機関です。
市の教育支援センターや適応指導教室の民間版ですね。

そら

学校長の判断となりますが出席扱いにできます。
その場合、通学定期乗車券制度(いわゆる「学割」)も適用されます。お得なので確認してみてくださいね。
おこさんの分だけなので、付き添いの親の交通費はかかりますね。

高校の中等部と聞くと、新しい選択肢として 学校の扱いのような気がしますが学校ではありません。

全日制高校から通信制高校に転校するときは籍が移ります。

通信制高校の中等部は、今までの小中学校に在籍したまま通います。民間のフリースクールと同じです。

文部科学省が認可している学校は不登校特例校です。
令和5年度までで、全国で24校しかありません(公立14、私立10校)
後から紹介する星槎の3つの中学校は私立の特例校です。

民間のフリースクールとの違いは、母体が通信制高校ということです。
中高一貫校のように進学がスムーズにでき、準備期間のような位置づけです。

義務教育が終了したら、通信制高校のように一気に選択肢が広がります。
でも、それまでの間の居場所がない子達が多い。ここが問題なんですよね。

そら

進路・受験の心配がなくなるだけではなく、不登校の子の支援でもあります。

資料請求は通信制高校と同じ。一緒に資料が届きます。
中3じゃなくても資料請求、説明会に参加しても大丈夫です。

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教育支援センター(適応指導教室)、民間のフリースクールの目標と費用

自治体の教育支援センター(適応指導教室)は無料です。市町村の教育委員会が運営しています。

スタッフには小中学校の先生がいて、勉強したり、イベントも定期的にしています。

在籍する小中学校と一番連携していますが、なかなか活用ができていないのが現状ですね。

そら

娘も適応指導教室に相談に行きましたが、結局通えませんでした。
ただ、相談には乗ってもらえて、その点は良かったと思います。

このアンケートでは、学校以外に通っている場所についても聞いています

民間のフリースクールの相場と公的支援

民間のフリースクールは33,000円/月が平均と言われています。
(平成27年度)

引用元:文部科学省 小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う
民間の団体・施設に関する調査

23/1/26 この記事だと、現在のフリースクールの授業料は月平均約4万5千円。

申請はこちらから。4期に分かれ(5.7.10.12月)、受付期限があります。

令和6年度

通所型施設(通所により指導・相談をしている)となっています。
完全オンラインだと対象外。オンライン+通所の場合は確認してください。

そら

長く通うには負担が大きくなります。
東京都以外にも、支援のある自治体があります。
運営者側、利用者側、住民税非課税対象など様々です。

一例です。自治体に問い合わせてみてくださいね。

復学だけが目標ではない

復学までの一時的じゃないの?
これ気になりますよね。

2017年施行の教育機会確保法により、復学だけが目標ではなくなってきました。

適応教室の先生が、ここで卒業してもいいんですと言っていました。

学校が合わない、休養が必要な子、別の方法が合っている子がいると国が認めています。

ICT学習の出席扱いもそうです。

文科省 出席扱い
引用元:文部科学省 不登校の現状

全国で小学生4,752人、中学生6,789人と急激に増加

不登校の小中学生が過去最多の24万人に上ったほか、デジタル教材などによる自宅学習を「出席」と認める学校が急増した。学ぶ場所を子どもが決める時代が事実上、訪れつつある。

引用元:日本経済新聞

ICT教材の出席扱い、実例を紹介しています

フリースクールも同様で、新たな居場所としての位置づけです。
もちろん、結果として復学する子もいます。

オンラインのフリースクール

自宅の近くにない、家からできることが難しい子には完全オンラインのフリースクールもあります。
親子の交通費がかからず割安になります。
オンラインのフリースクールでも出席扱いになります

通信制高校やサポート校が運営するフリースクール、中等部の費用

選択肢が増えるのはいいことですが、気になるのが費用です。
高校のパンフレットを請求した時に、一緒に中等部の案内や願書が入っていました。

通信制高校の資料請求や説明会は中3の受験生だけが対象だけではありません。
中1・中2の子どもも参加していました。

ホームページやパンフレットにも料金が掲載されていない場合も多いです。
そうなると実際に問い合わせるしかありません。

通信制高校でも言えることなんですが、登校日数などで料金が変わってくるんですよね。
なので、あまり公開されていません。

そら

参考に特徴と費用を紹介します。
公にされている中等部です。

星槎SEISAの中学校、フリースクール

星槎グループ、星槎国際高等学校が通信制高校です。私立中学校が3つあります。

星槎中学校(神奈川)、星槎名古屋中学校、星槎もみじ中学校(北海道)
ここは、不登校特例校(文部科学省に認可された中学校)です。

(小学生~中学生対象のフリースクールも併設されていますが、適応指導教室として認可されています)

入学するには学力試験、面接があります。私立中学、中高一貫校の感覚ですね。

入学金200,000円、授業料など合わせて約800,000かかります。

フリースクールの費用例です(星槎フリースクール横浜かもい)

年会費18,000円
授業料+設備費 週1 11,000円+3,000円
週5になると51,000円+15,000円

八洲学園高等学校 中等部

広域通信制高校なんですが関西と関東にキャンパスがあります。
中等部があり、登校支援フリースクールとなっています。

中学校への復帰と八洲学園高等学校への進学を目標としています。

⼋洲学園⼤学は日本初のインターネット大学です。

珍しいのが私立の通信制高校が母体なんですが、入学金、授業料が無料なんです。
ボランティアではなく、高校の教員資格をもった先生が指導しています。

教材費5,000円のみ。とても良心的です。

そら

気になる点、中学校への復帰が目標となっています。
この部分はお子さんによって慎重に考えた方がいいと思います。

N中等部

2019年4月~N中等部が開校されました。

ネットコース

入学金22,000円、設備管理費10,000円
1期(年間12期)が40,700円。

通学コース

入学金110,000円。週5日だと1期73,700円。

別途、MacBook Air(約14万円)Minecraft:Java & Bedrock Edition for PC(約4,000円)の購入。

そら

ネットコースなら、家から出ることができない子も大丈夫ですね。SlackやZoomにも慣れます。
MacBook Airは、N/S高の通学コースでそのまま使えます。

口コミを紹介します(当サイトで募集)

N中等部は知人から勧られたのがきっかけで、私が子どもに勧めました。
子どもは引きこもりがちで通学するのは苦痛に感じるということだったので、ネットコースを選択。インターネットで自宅で学習できるので、まさにウチの子どもにピッタリでした。

先生も優しく、各人に合ったペースや各人の性格を尊重してくれるので勉強しやすかったようです。これまで学校が嫌いだった子どもも、こういうスクールなら通ってみたいと言うようになりました。

そのままネットコースで学習を続けたのですが、少しずつプライベートでは外へ出るようになったこともあり、この学校を選んで良かったと思っています。

生徒が主体的に考えて行動できるように、いろいろと配慮してくれるところも良かったのだと思います。

自分のペースではあるものの、きちんと学習している様子で内容も理解しているようだったので、こういった学び方もアリだと思うようになりました。

クラスジャパン小中学園

小中学生のネットスクールです。オンラインのフリースクールの位置づけですね。
ここは通信制高校が経営しているのではありませんが、N高と関係あるので少し触れますね。

N高の立役者である中島武氏が理事長です。
考え方は似ていて、N高のように小中学生にも新しい居場所をとつくられました。
現在は小幡和輝さんが校長です。

こちらで詳しく紹介しています

入学金11,000円、月額利用料が27,500円。

指定PCもなく、スマホも使えるので初期費用も少なくすみます。
オンラインなこともあり、他のフリースクールの相場と比較しても良心的な価格です。

学習教材もデキタスすらら、eboardなど、子どもの特性や好みに合わせて選べることも特徴です。
単独で教材を受講するより、サポートしてもらえることは大きく継続がしやすいです。
(教材費や体験等の参加費用などすべてが月額利用料に含まれています)

出席扱いについてもサポート体制が整っています。
オンラインのフリースクールに絞って探しているなら、一つの選択肢としておすすめです。

そら

経済的に通えない場合も考慮して作られたフリースクールだけありますね。
兄弟姉妹割引もあります。また、大阪市は塾代助成割引が利用できます。
お住まいの地域でも助成がないか確認してみてください。
詳しくは資料請求なんですが、これも気軽にオンラインでダウンロードが可能ですよ。

\資料をダウンロード/

SOZOWスクールもオンラインフリースクールです。
すららスタディサプリを活用しています。

飛鳥未来中等部初等部

飛鳥未来高校(飛鳥未来きずな高校)の運営。中等部だけでなく初等部もあります。
小学4年生~中学3年生対象です。名古屋と大阪は中等部のみです。

札幌、仙台、お茶の水、立川、名古屋、大阪、神戸にキャンパスがあります。
2021年4月にフリースクールから名称変更しています。

入学金50,000円、ネットコース15,000円
週2日30,000円、週5日52,000円~62,000円。

三幸学園グループで医療、美容、福祉、製菓などの専門学校との連携があるのがメリット。

そら

将来、専門学校の道を考えている子にはいいかも。
料理が得意だったり、メイクやネイルをやってみたいなど。
通信制高校の学生と一緒にイベントに参加したり交流があります。

KTCおおぞら高等学院中学生サポートコース「くれしぇんど」

サポート校の準備講座として開講。登校と在宅オンラインコースがあります。
在校生のインタビューが掲載されています↓

「くれしぇんど」の受講費用は公開されていなかったのですが1ヶ月の体験期間は無料です。

おおぞらみらいスクール

KTCおおぞら高等学院が作った中学生向けのスクール。無料体験もあります。
開講キャンパス(大宮、川越、秋葉原、横浜、立川、町田、名古屋、梅田、広島、九大学研都市)

登校型月3回(土曜日)1回2時間の登校

自宅学習サポート週2回(1回30分)

月額33,000円。

教材にすらら、教育版レゴ使用。

プログラミング講座、ダンス、ヘアメイク、声優の体験型授業などがあります。
KTCおおぞら高等学校の先輩達と交流ができます。

利用教材のすららはゲーム感覚のデジタル教材で、出席扱いにできると注目されています。
下記の記事で体験談を多く紹介しています

トライ式高等学院中等部

個別指導で自宅、通学と選ぶことができます。高等学院の行事にも参加可能。

入学金50,000円、行事運営費10,000円。
サポート費 半期5,000円、全期10,000円。
月4回60分24,000円、8回48,000円、12回72,000円、16回96,000円、20回120,000円

勉強面とメンタル面の両方の不安をマンツーマンで取り除いてくれます。
中学で通学が難しい子をサポート校(高校)への通学、さらには大学進学へと導くコース。

そら

個別指導でサポート面がしっかりとしている分、回数が増えると費用はそれなりにかかってきますね。

学研のサポート校WILL学園中等部

在宅コース、先生が自宅に訪問する在宅授業もあります。
個別指導、保護者との面談、親子ともサポートし、少しずつ登校に慣らし、楽しい通学を目指す。

キャンパス(高田馬場、立川、横浜、さいたま、名古屋、大阪梅田、神戸三田)
初等部のあるキャンパスもあります。

入学金24,200円
指導料月額
総合コース55,000円(週5日通学、自由登校1日)
選択コース38,500円(週3日通学、自由登校1日)
在宅コースもあり。

ハーベスト(松陰高等学校日進校)

2022年9月開校。愛知県日進市、松陰高等学校に併設されています。

入会金33,000円。年会費13,200円。
通常コース 3,300円/1日、11,440円/週1~39,600円/週5
選択コース 受験指導18,920円~/月、プログラミング(マイクラ)4,840円/月

その他|ルネ高、第一学院

下記のフリースクールは費用が公開されていません。

そら

2020年10月開校のeスポーツやプログラミングコースのルネ中等部
東京、大阪、横浜にキャンパスがあり、体験会があります。

そら

第一学院高等学校を経営する㈱ウィザスの第一学院中等部で全国にキャンパスがあります。
中等部、第一学院高等学校とも「すらら」を利用しています。
すらら自体は約10,000円ほどで、タブレット代もかかりません。

キャンパス、登校日数によって金額が変わってきます。
実際に通っているお子さんのお母さんにお聞きしましたが、良心的な価格で良さそうでしたよ。
一度 最寄りのキャンパスに問い合わせてみてください。

通信制高校・サポート校が運営する中等部は、通信制高校の一括資料請求サイトから詳しいパンフレットがもらえます。いくつか取り寄せて比較してみるといいですね。

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通信制高校よりも高い?それだけのメリットがある?

通信制高校は授業料(単位)が就学支援金で減額されるから安くなります。
なので、同じ高校と中等部を比較しても、中等部は高いと感じます。

口コミを見ても高いという声がやはり多くあります。
でも、それだけの価値があると言う声も多いです。

親が待ち望んだシステムなんですよね。私も、こんな居場所が欲しいと思ってきました。

不登校の子にとっては居場所ができ、親としても進学の心配がなくなる。
受験、進路決定までの悩む時間がなくなります。

中学とのやり取りでストレスを感じることもありません。
メンタルが不安定な子にとってはそれがとても大きい。

通学コースなら、同じキャンパスで、そのまま高校に進学できるので安心です。
在校生や先生との交流、仲間、友達ができたら一緒に進学できます。

WILL学園は、家庭科や美術などは、中学生から高校生まで一緒に受けているとのことでした。
そのまま、環境を変えず、進学できます。

勉強面のフォローもあり、ついていけるんだろうかという心配がない。
サポート校であれば、大学受験を先取りして、塾や通信教材の費用も兼ねています。

専門コースは、将来の夢、やりたいことにつながります。
カウンセラーさんもいてメンタルケアもしてくれます。

小中学校で不登校となり、ひきこもった子どもが外に出て、家族以外の人と交流できます。
子どもも学校に行っていないという罪悪感から解放され、出席扱いにもなる。

今、ひきこもってる子に対して、マンツーマン、訪問在宅授業のコースまである。
そこから対応してくれるんですよね。

そう思えば高くない?

そら

うーん…そうですね。
考え方として、不登校にならなかったらかからないお金だから高いと思います。高いものは高い。
でも、ひきこもった娘を見てきたから、全部の悩みが解決するなら支払う価値はある。長い目で見たらね。

ほんとにそこまでうまくいき、前向きに変わってくれるなら。
特に「くれしぇんど」の在校生のインタビュー記事を読んだ時に思いました。
同じように外に出ることが怖かった子がここまで変わるんだって。希望だよね。希望がほしいんです。

中等部併設の通信制高校が増えることにより気になること

通信制高校の定員はネットコースであれば無限な気がしますよね。
年に数回の合宿タイプのスクーリングであれば、日にちをずらすだけなので対応できます。

でも、通学コースは教室も教員も限られています。だから定員の枠があります。
合同説明会で、人気のある通学コースや専門コースは早めに埋まってしまうと言われました。

そうなると中等部から通っている子が有利となりますよね。

【追記】
この記事を書いてから2年後ですが、中等部が有利、中等部の枠がある話を聞くようになりました。
この数年で、不登校、通信制高校を希望の子がそれだけ増えてきたんですよね。

中等部から考えるとお金がかかるね…
送迎が必要となると仕事が難しくなる場合も。
そうなると収入が減る。けどお金がかかる。

そら

確実に選択肢は増えてきています。
通所なら支援があっても、家から出られない時期の子もいる。
地域格差もあるし、現実的に諦めないといけない場合もある。
もっと全国共通で受けやすい支援があればと思います。

当ブログでは多くの不登校を経験した本人、家族、関係者の体験談を紹介しています

学校以外の学習方法の体験談、出席扱いになった事例も多く紹介しています

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