発達性協調運動障害(DCD)運動、体育が苦手、不器用な子ども
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娘が不登校になってHSCやAPDについて知りました。
同じように気になった症例が もう1つありました。
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DCDって聞いたことがありますか?
この記事では発達性協調運動障害について書きます。
また、日本と海外の運動に関しての認識の違いも書きました。
SNSで小児科医がおススメと言っていた本です
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親子で体育が苦手
娘は体育、運動全般が苦手です。私に似て申し訳ないなって思ってました。
私が、子どもの時から運動がすごく苦手なんです。
極端に苦手だと障害の可能性もあるんですね。
発達性協調運動障害(DCD)です。
これは運動音痴なだけではなくて、手先の器用さも関係あることを知った。
クラスに2.3人はいると言われています。
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不登校にならなければ調べることはなかったと思う。
親子でチェック
このサイト、詳細、チェックリストがあります。
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振り返ってみました。
乳児期
食べ物を飲み込むのが苦手です。いつまでも噛んでいて飲めないって、今でも時々言います。
よく、オエッてなって、それっきり食べなくなる。
ハイハイのあと膝歩きが長くて、なかなか歩きませんでした。
幼児期
塗り絵やなぞることが苦手。
階段の昇り降りを怖がる。エスカレーターもなかなか乗れませんでした。
公園の滑り台も降りれず、家のアンパンマンの滑り台で練習しました。
ブランコも怖がって乗りませんでした。揺らさず座ってるだけ。
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慎重な子だと思っていました。
幼児期まではこれぐらいなんだけど、学童期だとほぼあてはまる。
成長につれて差が広がっていったってことなのかな。
学校でみんなと同じようにできないと自己肯定感は低くなるよね。
体育の授業は本当に嫌がっていて、不登校の1つのきっかけだったと思う。
(今、通信制高校で体育は実技を選択していません。体育祭も不参加)
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青年期以降は私でチェックしてみました。
パソコン以外は全部あてはまります。
化粧、料理は手際が悪い。そもそも2つのことを並行してやるのが苦手です。
運転は超苦手。向いてないと思って15年ペーパードライバーでした。
今は田舎に引っ越して運転していますが、近所のスーパー、病院、学校や習い事の送迎ぐらいです。
簡単に行けて駐車しやすい場所しか行かない。それ以外は主人の運転です。
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娘が不登校となってから、私自身も特性があることがわかったけれど、DCDもなのかな。どちらかといえば、私の方があてはまります。
学校での困り感
私は個性で過ごしてきました。なんとかなったんです。
子どもの時から体育は諦めていました。頑張ってもできない。
そのかわり、勉強、音楽、美術で頑張ればいいやと。
娘は、私とは違って、すごく努力していました。
家に折りたたみ鉄棒があります。練習し続けましたが逆上がりはできません。
マット運動も動画でコツを調べて、自宅のマットレスの上で練習をしていました。
バレーボールもボールを買って主人と練習していました。
ずっとそんな感じでやってきました。でも、できないままが多い。
できなければ評価されない。落ち込むし、周りの視線を気にした。
団体の種目は迷惑をかけたくないと言う気持ちが強い。
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体育の成績が悪くても責めることはありません。
でも、娘自身がそれじゃダメだったんですよね。
美術や書写も苦手でした。文字や絵の線をなぞったり、色を塗ったりが苦手。
通信制高校のレポートで、一番最後に残ったのは美術の実技、絵です。
絵を描くより、数学の問題を解く方が好きだと言います。
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泳げません。幼稚園の時に溺れた経験のトラウマだと思っていました。
水が怖い。プールのある日は行き渋っていました。
いろんな作業に手間取っていた。学校で、いつも時間がないと言っていた。着替えや給食もそう。時間に追われていた。
ただ、不器用だと思ってきましたが、不登校となってから始めたハンドメイドを見ると、ものすごく器用なんです。ハサミ、工具を使うのは得意。
リコーダーなどの楽器、縄跳びも得意。これは私もです。だから遺伝だと思ったんです。
あてはまるようであてはまらない気もします。
DCDからの二次障害
上記のサイトに青年期以降、うつ病や不安障害に繋がると言及されています。
DCDは自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)と合併して、よくみられる。
娘は発達障がいの二次障害、不安障害と言われています。
二次障害を調べた時に自分を責めました。
もっと早く気づいて、療育、支援を受けていたら違っていたんじゃないかと思った。
ここまで自己肯定感が低くはならなかった。
自分自身がなんとかなっても、子どもの性格は違うし、時代、学校も違う。
DCDも、もっと前に気づいていたら違ったのかなって思ってしまう。
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でも、過去は変えられないから、これからを考えるようにしています。
海外と日本の運動の考え方の違い|楽しさと克服
体育の授業が嫌いな娘ですが、リングフィットは全部クリアしました。
不登校となってから、運動不足を気にして購入しました。
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一人で楽しくやっていました。
評価や順位を気にしなければ、身体を動かすことは楽しいんです。
楽しければ進んでやるんです。
2016年2月6日放送 テレビ朝日「世界が驚いたニッポン! スゴ~イデスネ!!視察団」
海外の校長が来日して視察するコーナーがありました。
小学校の視察をして驚いたことの2位が日本のマラソン大会の順位付け。
日本と海外の「教育方針」の違いが話題になりました。
このツイートは14万近くのいいねがついています。動画(番組の一部)が見れます。
日本の小学校の運動会を見た
— 心配性のじんごろ (@1192j1ng0r0296) October 2, 2020
フィンランドの学校校長の反応が真っ当すぎる
日本の教育は小学校から大学まで世界から取り残されてしまった
pic.twitter.com/Ifd2z5NuTd
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主張が対立しているんです。
日本は努力、克服。フィンランドは楽しさ。
日本の校長
順位を決めて表彰。去年よりも良い順にと、子どもたちに目標を持たせている。
これだけ頑張った。もっと次は頑張れる。
励まして目標に努力させる。その努力の過程を評価している。
子ども自身が自分の力を知り、克服していくことが大切。自分自身と戦っている。
フィンランドの校長
子どもたちを競わせることで、運動が得意じゃない子はビリの烙印を押される。
そんなことしたら、運動をやりたくないと思う。
順位が上がることはたいしたことない。
それよりも運動を好きになって、将来の健康を維持することの方が大切。
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苦手意識を持たないように楽しさを優先する。
自己肯定感がとても大切。
国が変われば、学校が変われば、先生が変われば…
親だけが変わろうとするのではなく、学校も変わっていってほしい。
二次障害が防げる子もいるのではと思いました。
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