無料!先生用冊子は通信制高校、サポート校の情報満載でわかりやすい

私が一番最初に読んだ通信制高校の資料はこちらです↓

「私にぴったりの学校」という冊子です。
この冊子は、全日制高校以外の選択肢が視野に入り始めた時期の資料として読むといいですよ。
機会があったら、ぜひ手に入れてください。

次から、もう少し詳しく紹介しますね。
「私にぴったりの学校」ってどんな冊子?
A4サイズで100ページ前後の冊子、薄い本ですね。
オールカラーで写真や漫画など、とても見やすいです。
知りたいことがぎゅっとつまっています。
以前に通信制高校の本を紹介しましたが、もしこちらを挫折しても、こっちは楽々読めますよ。
これはですね、ある意味ちょっとレアなんです。
というのは学校の先生(中学校・高校)の進路指導用です。
相談を受ける先生に向けて書いてあります。
別に極秘資料ではなくて、保護者や本人に渡しても大丈夫な冊子です。
発行元の学びリンクには下記のように記載がありました。
※進路指導の先生だけではなく、生徒さんやそのご家族、養護の先生など、幅広い方々にご愛読いただいております。
引用元:学びリンク
発行元は?どこに申し込めばいいの?
公式ページでは、フリーペーパーと書いてあります。
つまり無料なので販売されていません。

じゃあ、どうやって手に入れたの?
1学期に進路指導教諭→担任経由でいただきました。
たぶん、不登校の子の親にだけ配布したのだと思います。
その後、進路指導教諭と面談した時にも、この冊子を持っていました。
適応指導教室の先生に進路の相談に行ったときにも貰えました。
どちらの先生も不登校に理解があって通信制高校について詳しい先生です。
その先生方が参考にしている資料です。
信頼できるし、たくさんの情報がわかりやすく載っています。
発行元の学びリンク株式会社は通信制高校の合同説明会を開催していて有名です。
検索していると広告を見ますよね。
通信制高校の書籍やガイドブックも多く出版しています。

まずは、担任の先生や進路指導担当の先生に聞いてみましょう。
適応指導教室、フリースクールと接点があれば、そこにも置いてあるかも。
【追記】
学びリンクさんに聞いてみました(2023/12)
毎年6月〜7月に各エリアごとに発行。
保護者も請求(無料)できます!
電話 03-5226-5256(会社)
メール info@stepup-school.net
氏名・フリガナ・郵便番号・住所、電話番号、E-mail、希望する媒体名と冊数を記載。
(地域ごとの発行の場合は希望の地域)
最新年度の地方版を手に入れよう

毎年6~7月に発行、地域ごとに分かれています。
(北海道・東北版、東海版、中四国・九州・沖縄版)
学校紹介が地域ごとに変わってきます。
通信制高校の変化は目まぐるしいです。この数年で一気に増えています。
例えば、ID学園高等学校は2020年4月開校、S高等学校、ワオ高等学校は2021年4月開校です。
2022年度版には新設校の特集記事もありました。
生徒数の増加に伴い、キャンパスも増えています。
コロナ禍の影響でスクーリング、メディア学習、レポート送付方法が変わった高校もあります。
裏技|購入できる方法もある

学校側になんとなく聞きづらい・・・
フリマで販売しているのを見つけました。
電話のやり取りや足を運ぶことなく、匿名でゲットできます。
実は、この記事を書くために、少しでも新しい情報をと思い300円で購入しました。
最新の2021-2022年度入学用、関東版です。
都会だけあって地元よりもページ数が多いですね。
これ高くないんですよ。送料手数料引いたら出品者に儲けはほとんどないです。
私、フリマ大好きなのでわかります。欲しい人にどうぞという良心的な気持ちだと思います。
ちなみに、制服もメルカリで激安で新品を購入しました。

裏技使わなくても、無料請求できることがわかりました。
匿名で取引したい方はフリマを利用するのもありですが、最新版かどうか確認してくださいね。
「私にぴったりの学校」 の役に立った情報
昨年と今年度の比較をしましたが特集ページは大きく変わっていませんでした。

これだけのことがわかるよ
- 全日制高校以外の選択肢、地域の通える学校、キャンパスの住所一覧
(通信制高校・サポート校・高校専修学校・技能連携校・通信制高校提携校・全寮制高校) - 学校のデータ、特色がわかる。
(コース、アクセス方法、ICT対応、制服、卒業率など) - サポート体制
(不登校・メンタル・発達に関わる支援、個別など学習支援) - 生徒や保護者のアンケート結果、体験談
- 高卒認定試験や留学の道について
- 学びリンクの合同説明会の地元開催の日程
- 学費について、就学支援金など
- 起立性調節障害の特集
まさに、かゆいところに手が届くって感じですね。

どこにキャンパスあるの?
通える場所かどうかがわかります。

通信制高校かサポート校かさえも区別がつかない状態で読みましたが、なんとなく理解できました。
サポート体制も、わかりやすくカラーアイコンがついています。
合同説明会のスケジュールもわかって、これに合わせて予約しました。
起立性調節障害についても漫画でわかりやすく説明しています。


この漫画は先生達みんなに見てほしいなって思いました。
知らない先生がまだまだ多いんです。
薄めの冊子だけど、知りたい基本情報が書かれています。
もちろん、選ぶ段階ではこれだけでは足りないです。
それぞれの高校の詳細は個別のパンフレットや説明会の参加が必要です。
おおまかに知っておけば、その後の説明会で質問がしやすくなります。
この冊子から資料請求もできます。

まとめ|たくさんの選択肢に安心、前向きになれる冊子
正直、この本を渡されたときは、ちょっと複雑な気持ちでした。

そろそろ全日制高校以外を考えてってことだよね…
だから、なんとなくペラペラとめくっていました。
でも、少しずつ前向きな気持ちになりました。
時代は変わったんだ。こんな学校があるんだ。
ここなら通えるかもって希望を持ちました。
読み終わったときは付箋だらけになっていましたよ。
そりゃね、宣伝も兼ねているから良いことがたくさん書かれています。
だからこそ、最初の1冊としていいんです。
まずは前向きに考え始めること、興味をもつことが第一歩だと思うんです。
eスポーツやネイルなど専門的なコースについての紹介もあります。
今までの学校とは違う世界を知ると、何か心の変化があるかもしれません。

別の選択肢を考え始めた頃に、優しく背中を押してくれる冊子ですね。