体験談|不登校の親の会について|悩みと地域に密着した情報共有
不登校の親の会に参加したことがありますか?
私はないんです。何度か参加しようと思いましたが、結局参加しないまま中学卒業となりました。
適応指導教室の所長さんが、親の会の開催日を知らせてくれました。
孤独になり、思いつめないように。
お母さん達が集まって情報交換をしている。
同じ悩みを共有できるし、地域に密着しているから、進路のことも相談、情報をもらえるよって。
市町村が運営している適応指導教室(教育支援センター)に問い合わせると教えてもらえます。
ただ、適応指導教室にも入れなくて、それっきりとなってしまいました。
適応指導教室に通い復学できた子のお母さんに相談していたんです。
でも、ちょっとしたやりとりで疎遠になったことがありました。
そこに通えているお母さん達とも、状況は違うのかなって思いました。
不登校って それぞれパターンが違って、少しずつ受け入れていくので、親の会の参加にもタイミングがあるんですよね。
参考にはなるけれど、なかなか受け入れられない。余計に追いつめられたという話も聞きます。
アドバイスがきつい時もあります。
幸い、良い医師と公認心理師さんには出会えたので相談先はありました。
私はネットでの交流で助けられました。交流しなくても読むだけでもいいと思います。
同じ悩みをもつお母さんと出会えれば、自分一人じゃないって思えます。
実際に、親の会のような交流の場に行くのもいいと思いますし、私のようにネットでの交流でもいいと思います。
オンライン(zoom)で開催をしている会もあります。
気軽に参加しやすいようにお茶会の場合もあります。
オンラインのフリースクールは保護者のサポート、保護者が交流できる場所を提供しています。
近所のお母さんであれば、地域独自の進路や医療機関などがもらえます。
体験談の中で「すららの出席扱い」について教えてもらえた話がありました。
同じ学校に前例がなくても、同じ地域の学校に前例があればなんとかなる。
そういう話も聞けますね。
ネットであれば、どんなことでも吐き出しやすい。
自分の子どもと同じ状況のお母さんと知り合えます。
調べた時に、親が勇気を出せなくてどうするみたいに書かれているサイトがありました。
ちょっと凹みました(^^;)私、ママ友との交流が苦手です。
子どもの情報のためにと無理しなくても、状況に合わせて参加すればいいと思います。
講演会で聞くだけなら行きやすいですよね。
ただ、相談先はどこかにあった方がいいです。親の心を守ることも大切です。
ということで、私自身は参加経験がないのですが、募集した中に、親の会に参加した体験談があったので紹介します。
子どもが高校で不登校経験がある母親です。
私が精神的に楽になったのは、自治体の親の会に参加したことです。実際不登校経験がある親が集まった座談会のような形です。決まりきった堅苦しいものはなく、ただ話を聞いてくれます。
自治体が主催しているので、公民館などの施設で行います。教師や心療内科の先生も、交代で来てアドバイスをしてくれます。アドバイスといっても、結果的には本人の意思を大事にしようという結論でした。
居場所についての情報もあり、学校へはいけないけどフリースクールなどは参加できるという情報もわかります。受験に関しても、出席日数がなくても高校に進学できたというお話も聞けました。
まずは、母親が精神的に安定することが一番です。不登校になると、家族がどうしても暗い雰囲気になりますがそれは子どもにとってもマイナスです。
特別なことをする必要はなく、夏休みと同じような気持ちで過ごすのが一番です。子どもも、学校に平日いけないことはかなり気になっています。なので、土日や夜なら安心して外出できます。
このような気持ちの変化を大事にして、責めるようなことは絶対言ってはだめなのです。今は相談機関も増えているので、足を運んでみるのがいいでしょう。