不登校やひきこもりの経験を告白している有名人、アーティストの言葉

このブログでは、多くの不登校やひきこもりの経験がある方、関わった方の体験談を紹介しています。

その後、どんな人生を送ったのか知りたかったんですね。
そしたら、大丈夫だと思えるから。大丈夫って思いたかった。
だから、手の届かない世界の活躍ではなくて、身近な体験談を募集しました。
有名人でも、今は多くの方が不登校やひきこもっていた経験を告白しています。
話していることって特別じゃないんですよね。
今は遠い存在なんですが、不登校だった頃は変わらないんです。
同じように悩んだ過去があるんだと身近に感じます。そして希望でもあります。
過去の経験から、不登校の子ども達にメッセージを送ってくれています。

この記事では、そんな有名人の中から、印象に残った体験談をピックアップして紹介します。
この記事では髭男爵の山田ルイ53世さんの体験について触れています


星野源さん|運動・規則正しい生活・楽しいことを見つけること
シンガーソングライター、俳優、エッセイストとマルチに活躍しています。
テレビ「1周回って知らない話」、ラジオ「星野源のオールナイトニッポン」で不登校経験を語っています。
オールナイトニッポンでは、星野源さんの音楽に救われたという 不登校のお子さんを持つリスナーのメールに答えています。


学校に行けなくなったと言ってるんですね。
小学生の頃にいじめにあい、パニック障害を発症。
精神安定剤を服用。その後、不安神経症を発症。
心の部分の影響が大きかったと告白しています。
バンドに誘われたのが転機となります。
人前で歌ったり、話したりすることができるようになり 楽しくなった。
心の闇から抜け出したきっかけは、楽しいことを見つけたこと。
一緒にできる仲間もできた。今回は学校の中に、その仲間がいた。
だから学校へ行くことも楽しくなる。
学校じゃなくてもいい。どこかで見つかれば心の回復が早くなる。
ただ、不登校の間って自己否定感が強く、視野が狭くなってるんですよね。
星野源さんが、不登校の時間は世の中から切り離されたよう。
誰も入ってこれない場所に行ったような気持ちと表現しています。
そんな時は何をしてても暗い。親と買い物しててもつらかったって。
そうじゃない日、平気になる日がちゃんと来るってってメッセージを送っています。
そうそう、運動と規則正しい生活で改善したとも言っています。
これ、本当に大事なんです。主治医にもずっと言われてきた。
心も元気になるんです。ただ、不登校、ひきこもりの子には難しい。
どこかで、なんとかしようと思うタイミングが必要ですね。
すごく現実なことも言っているとも思いました。
そんな過去があるからこそ、星野源さんの歌詞はメッセージ性があり、多くの人の心に響くのかもしれませんね。
華やかな世界にいますが、私たちと変わらない部分を持っている。
例えば、ドラマ、共演者との輪に混ざりづらかった話だとかもされていました。
学校で友だちも無理には作らなくてもいいって、オールナイトニッポンで話していました。
無理をしなくてもいい。そのままでいいんだよって言われるのは安心します。
三代目JSB・小林直己さん|1歩踏み出して外に出る
三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE リーダー小林直己さんのお話です。




音楽が好きで歌詞から生き方を学んでいます。
歌詞って心にすっと入ってきますよね。心の拠り所となる。
勇気をもらえたり影響を受けることが多い。
高校生の時に半年間 学校に行っていません。
半年後に復帰、分岐点となったのは「外」の世界を知ったこと。
家族が頭ごなしに「学校」に行けと言っていません。
まず、お兄さんが「家にいるな」と。これは、弟さんの状態をわかって言っています。
シンガーソングライターになる夢のために 学校が必要ないと感じての不登校です。
学校に行く意味を感じられなくなってる。いろんな理由の不登校のパターンがありますね。
外に出たことによって、視野が広くなります。
今の学校以外にも別の道があることに気づきます。
母から「シンガー・ソングライターを目指すなら、一般の高校生の気持ちも分かったほうがいい」と言われ、高校に戻ることにしました。戻って感じたのは、先生も悩んで苦労しているということ。みんな一緒なんだなと思いました。
今の学校を将来の目的の通過点として考え復学します。
お兄さん、お母さんは、夢をちゃんと応援しているんですよね。
17歳からダンスを始めます。これ、ちょっとびっくりしました。
もっと、幼いころからダンスをやっていたと思っていました。
それで、ここまでのパフォーマンスと活躍。
ダンス、音楽の世界にとどまらず、俳優としても活躍しています。
海外の映画にも出演し、流暢な英語のセリフを話しました。
この英語の勉強も30歳から。やりたいことを始めるには、いくつからでも間に合うんだよね。
そして、コンプレックスだったことも個性として受け止められるようになったと言っています。
いつもと違う図書館に寄ってみる、手前の駅で降りてみる、そんなことでもいい。ある日、一歩踏み出して外に出てほしい。景色が変われば、自分の存在を受け止めてくれる場所があるかもしれない。居心地のいい場所は、自分でつかめるはずです。
指原梨乃さん|学校が自分に合わなかっただけ


指原莉乃さんは中学生の頃、不登校を経験しています。
不登校は学校に不適応ってことなんだよね。その学校だけかもしれない。
なんらかの原因で、学校に行くことができなくなっただけの場合もある。
だからと言って社会に不適合ではない。


指原莉乃さんの場合は明らかに原因となった出来事があります。
相手側に非がある。学校に適応していないわけではない。
それでも、学校に行かないという選択肢をして自分を守っています。
そして、お母さんに理解があります。
行かせようとするのではなく、本人の意思を尊重したんだよね。
無理に行かなくてもいいって。実際に傷ついてる。嫌だと言っている。
その場所に戻すのではなく 今は離れること。
学校以外の場所で勉強すればいいって。
不登校=社会不適応ではない。
学校がすべてだとそうなってしまう。学校は社会のほんの一部でしかない。
指原莉乃さんは自分が学校に合わなかったんじゃない。
学校が自分に合わなかったとも言っています。
不登校であっても、これだけ強くいられたらいいですね。
不登校やひきこもりの経験を語った有名人
他にもたくさんの芸能人、アーティスト、アスリート、実業家、起業家、ユーチューバーなど多くの方がいます。
通い方、時期、期間はそれぞれ違いますが、学校にみんなと同じように行けなかった時期があると告白した有名な方をまとめました。
記事になったことがあるような有名な方の一覧です
- 白石麻衣さん
- 小栗旬さん
- 千原ジュニアさん
- マツコ デラックスさん
- 藤田ニコルさん
- 中川翔子さん
- 伊集院光さん
- 徳井義実さん
- 城島茂さん
- 宮本亜門さん
- 川田裕美さん
- 斎藤工さん
- 佐々木希さん
- 川島明さん
- 斉藤慎二さん
- LiSAさん
- 岩橋玄樹さん
- 河相我聞さん
- 金原ひとみさん
- 砂間敬太さん
- 吉木りささん
- キンタロー。さん
- 山田ルイ53世さん
- 岡山 天音さん
- あいみょんさん
- Adoさん
- ゆうたろうさん
- よしあきさん
- 家入一馬さん
- 吉藤オリィさん
- 成田悠輔さん
- 野澤翼さん
- 加藤路瑛さん
- 祐日さん
- sachi.さん
- みきぽん
検索するとエピソードが出てきます。有名な方々が発信してくれることで不登校のイメージが変わります。
子ども達も、自分だけじゃない、こんなにもたくさんいるんだって孤独感が和らぐのではないでしょうか。
中学、高校生で起業している子もいます。道はいくらでもある。
不登校は諦めるのではなく、将来のための方向転換なんですよね。



共通しているのは個性を活かしていること、自分が輝く場所を見つけたことですね。
(起立性調節障害を告白した有名人も探したのですがいないんですよね)