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通信制高校の公立と私立の特徴を比較|メリット、デメリットまとめ

公立と私立比較
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通信制高校に公立ってあるの?

よく聞く有名な高校は全部私立ですよね。合同説明会に参加している高校は私立です。

なので、私立のイメージが強いですが公立の通信制高校もあります。

娘は私立の通信制高校に通っています。でも、まず最初に公立を調べました。

圧倒的に安いんだよね。

そら

そうなんです。でも、学費だけではなく、いろいろと違うんです。
この記事では、公立と私立を比較して感じたことを書きました。

お住いの県にある公立の通信制高校も調べてください。
定時制高校、そして全日制高校の不登校枠も。
すべての選択肢の中から選ぶことをおすすめします。

もくじ

2021年現在の公立と私立の通信制高校数の差と歴史について

だいたい平均して各都道府県に1~2校あります。一応、全国にあるんです。

こちらの記事にまとめました。

通信制高校生は増え続けて21万人を超えました。

15人に1人とも言われています。中学校1クラスに2人ぐらいです。

2021年には通信制高校は260校もあります。そのうち私立が180校以上で7割です。

そら

近年、私立の広域通信制高校、キャンパスはニーズにあわせて増えていますが、公立の高校はほとんど増えてません。

歴史は私立よりも公立の方がはるかにあります。

自分が知らなかっただけで、制度はもう何十年も前からあるんですよね。

もともと働きながら通う生徒を想定していました。

この流れが今の公立通信制高校にもあります。
(大学や専門学校に進学している子もいます。)

私立の通信制高校がここまで増加した背景には不登校児の増加があります。
文部科学省が公表した統計では、2019年に18万人を超えました。
私立の方が不登校児が通いやすい環境が考えられています。

誰でも入学できない?見学会とパンフレット請求について

私の住んでいる県には2つの公立通信制高校があります。

入試は私立と同じで、作文と面接、そして書類審査です。

生徒数も多く、検討した高校は全校で800人ほどでした。

なので、誰でも入れると言えば入れるんですが、入学できる都道府県が決まっています。

公立の通信制高校、通信制課程は狭域性です。
私立の通信制高校は広域性が多いです。

高校の所在地の県に在住、もしくは勤務地の人となります。
交通機関を使って通学できそうでも、県をまたいで入学できません。

ネットコース、まとめて合宿タイプのスクーリングではなく、登校日がある程度決まっています。

自宅から定期的に通える場所になければ無理なんですよね。

そら

県内の1校が通える範囲にあったので調べました。

個別相談会は中学校を通しての申し込みで事前指導もありとなっていました。

学校を通すとなると、子どものタイミングで気軽に行けない。

その点、私立はオンライン相談会なども随時開催していますし、参加しやすくなっています。

パンフレットは、公立の一括請求サイトはないので、ホームページもしくは電話で問い合わせします。

公式ページだけの情報で娘に話ましたが、娘が興味を持ちませんでした。

そら

私も公立は娘には合わないと思いました。
次から、そう思った理由をもう少し詳しく書きます。

公立通信制高校の特徴

そら

単位制で、単位認定試験までの流れは私立と同じ。
高校卒業資格も全日制と同じです。偏差値もありません。

入学と卒業について

私の住まいにある公立通信制高校は、原則4年卒業のスケジュールで、つめこめば3年でも卒業できるとなっていました。

今は3年以上となっている高校が増えています(卒業年数と年間単位数を確認してください)

また、私立のように転入、編入が随時ではなく4月のみの高校も多いです。

私立だと秋に転入して、そこから半年で一気に単位取ることも可能。

2.3年で多くとったり、計画も融通がききます。

同級生と同じ時期に卒業しやすくなります。ここにこだわる子どもも多いです。

卒業率が低く、卒業後の進路の決定率が低いです。

約4割の卒業率です。私立だと90%近くとなります。

さらに、気になるのが卒業者の数の進路の4割が「その他」となっていました。

どうして卒業率や進路決定率にそんなに差があるの?

サポートについて

フォロー体制があまりありません。

この学費でそこまで求めてはいけないですよね。

私立はなんとかして卒業させようとしてくれる。

親も高いお金を無駄にしたくないです。

でも、公立は自分の意思で高校卒業資格を取りに行くんです。

もっと自己管理が求められます。

スクーリングや学校行事、生徒の年齢層

スクーリングは月に2.3日で主に日曜日に固定されています。

私立のように進学コースや特別コースがある高校もあまりないです。

時間割を見ましたが、朝9時から夕方まで6時限、最後にホームルームでした。

全日制高校のスケジュールと似ています。

体育祭や文化祭もありますし、部活もあります。

行事はたくさんの中から選択するという感じではないです。

仕事をしている方でも無理なく通えるようになっています。

そら

60歳以上の人もいます。子どもがいる人も。
体験談の中では、幅広い年齢の人と交流できたことをメリットと感じている人が多かったです。

中学まで不登校だった子には向いていないと感じた理由

不登校だったのに矛盾していますが、また学校に通いたい。

少ない日数でも、みんなと同じような学校生活がしたい。

行事にも参加したい。できればみんなと同じ学年で卒業したい。

そう思っている娘が希望する高校ではなかったんですよね。

それと、教室の雰囲気が中学と似ています。人数が多め。

中学の教室に入れなくなった子には向いてないと思いました。

スクーリングの曜日が固定されていて、その日に行けない、遅刻に厳しい。

朝が早め、午後からだけのスクーリングでは科目がとりきれない。

起立性調節障害の子には向いてないと思いました。

仕事をしていない娘には日曜日のメリットがないんですよね。

平日に学校に行かないと、何もしてないって今までと同じ感覚になりそう。

そら

通信制の多種多様なことが魅力だとしたら、私立となるんですよね。
いくら日数が少なくても、学校が合わなければまた通えない。
ということは卒業できません。高校卒業資格も取れない。
これが候補からはずした理由です。

学費はどれぐらい違う?就学支援金による私立との差の減少

最大のメリットは学費が安いことです。

どれぐらい安いのか、検討した高校を例に具体的な金額書きました。

授業料は年間9,000円(1単位あたり336円程度)←就学支援金で実質無料となります。

入学金は500円←県立高校からの転入は無料。収入証紙で納めます。

大きいのは教科書代で15,000円ぐらい。これは全日制でもかかりますよね。

その他諸経費を含めても4万ぐらいで済みます。

制服もなく、タブレットなどの別途購入もないです。
オンラインではなく、紙のレポート、郵送が主流です。

追加費用はレポート郵送代、交通費(学割あり)ぐらいです。

同じような通学日数の場合でも、私立だと年間20万以上はかかります。

通学コース、進学、専門コース、サポート校であれば100万以上に跳ね上がります。

そら

高校卒業が目標なら、この安さは本当に魅力なんですよね。

例えば、今は経済的に私立に進学することは難しい。

働きながら卒業、大学のためのお金の余裕を残したい。

高卒資格と割り切り、塾や予備校、家庭教師などにお金をかけて大学受験の勉強をしたい。

学費の安さを活かして、もっと先を目標にできます。

それでも、就学支援金の拡充によって、公立と私立の差が以前よりは少なくなったんだよね。

1単位の差は大きい。私立だと8000円程度、卒業までに74単位分必要です。

この授業料分が無償化になり(年収と単位価格によります)、私立も検討しやすくなりました。

公立通信制高校のメリットとデメリット

ここまで調べたことをまとめてみました。

メリットデメリット
学費安い
年に4.5万
なし
卒業について高校卒業資格がとれる3年以上で4年の場合も
卒業率が低い(約4割)
入学について作文や面接のみ
学力試験がなく入りやすい
年齢、職業の制限なし
県の居住者、勤務地がある人のみ(狭域)
随時受け入れていない
スクーリング
学習体系
日数は少なく、県内で受講
PC、タブレットが必須ではない
日程、曜日固定
午後からなどの配慮が難しい
オンライン化があまり進んでいない
学校行事最低限でいい選択できるイベントが少ない
交流年齢層が幅広い同世代の友達ができにくい
特色仕事をしながら通いやすい
進学・専門コースが少ない。
サポート体制があまりない。
教員が少ない

まとめ|長い目で見た選択肢の1つ

公立と私立の違いは学費と通っている生徒層、目的です。

仕事をしながら通いやすいような日程、最低限の行事となっています。

今の娘の状態と希望には合わなかったけど、それでも選択肢が増えたように感じました。

もし、今の高校で卒業できなくても、本人さえその気になれば、いつか高卒資格を取りに行ける。

お金をかけなくて高卒資格が取れる方法がある。いつからでも勉強ができる。

そら

知識があることは安心感につながりました。

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