自立心は生き抜く力|現状を受け入れ、困ったことを相談、頼ること
高2スタート、娘、久しぶりに躓いています。それも結構大きな壁(^^;)
まだまだ波があり、心のバランスを崩して体調も崩し、病院に通う日々が続いています。
一通りの科にかかりましたね。検査結果は異常がありません。
でも心身症として、次々と症状が現れています。
身体表現性障害、体調へと転換しているんですね。
ただ、同じ躓きでも、不登校となった中2のあの頃と違って成長を感じるんです。
それは、自分の気持ちを言葉にしてしっかりと話せるようになったこと。
話すまでにはそれなりの時間がかかりますが、一気に話すタイミングがあります。
自分に起きていること、自分のことを受け入れようとしています。
まだまだ、全部は受け入れることはできないけど少しずつ考えています。
そして、周りに困っていることを伝えて、相談して、頼ろうとしています。
それがようやくできるようになってきました。
私は不登校を受け入れてから、学校に行く行かないよりも自立できないことがとても怖かった。
この先、一人でどうやって生きていくのか。
社会に出て行けるのか。人と繋がっていけるのか。
不安でひきこもってしまった時に、将来が本当に怖くなった。
何があっても生きていてほしい。どう生き抜いていくかなんです。
学校は数年です。でも、その先の人生ははるかに長い。
そのためには自立心を、なんとか成長させなきゃと思った。
成長させなきゃって親だけがさせるものではないんですよね。
私が以前に思っていた自立心は全部自分でできること。
親から離れること。巣立つこと。最近、それだけじゃないんだと感じています。
必要な時に他者とうまく繋がれるかどうか。
相談する。工夫することが大切。家族以外の第三者にです。
依存ではなくて、うまく頼る。その頼り先が多い方がいい。
そのためには自分におきていることを受けとめて説明できないといけない。
できないこともさらけ出す。そして、最後は自分で決めて行動する。
これが、自立に向けての大きな一歩なんですよね。
生き抜く力が自立心で、その方法は自分でやることだけではない。
今できないことがあってもいい。それを認めて、どうやったらできるか考える。
まず、自分を責めない。大切にすること。
時には諦めたり(折り合いをつける)、方向転換も必要。まぁいっかぁとおもう。
不登校となってから、ずっと自己肯定感が低いことが問題だと思ってきた。
それもなんだけど、できなくても大丈夫という気持ちも大切。
一人で抱え込まずに頼る方法を身につける。
自分で決めた結果、たとえ失敗しても、それも受け入れる。
この先もきっと何回も躓く。その時に心が壊れないように。
失敗しても大丈夫なんだと思う気持ち。躓いても乗り越える力を。
周りを気にして、合わせたり、振り回されることなく、自分軸で考えること。
まだまだその点では自立心が足りないんです。
だからこそ、葛藤しながらもがいているんだと思う。
ここ数ヶ月の娘を見て思ったことです。
これは親にも言えることで、困った時に頼る先が多い方がいい。
そうでないと潰れてしまう。今の気持ちを伝える、相談できる環境が必要なんですよね。
躓いてから、数ヶ月あいていたカウンセリングをまた開始しました。
本人が希望して受けています。今は週1のペースで受けていて、
親に言えないことを相談しています。とても大切な時間です。
「学校に行きたいけど行けない。」この言葉を久しぶりに最近聞きました(^^;)
そっかぁ、また怖くなっちゃったんだね。
2年5ヶ月経ちました。まだまだ、こんな時もあるんです。
行けない時は行けません。通信制高校だって行けません。
体調が悪いから行けないのか。
行こうとして行けないから体調が悪くなるのか。
本人の心の中ではまだまだ葛藤があるんだと思う。一気に不安定になる。
私も主人も学校にはもうこだわってません。
でも、本人がこだわっています。この子が自分で決めて行動するタイミングを待っています。
【追記】
記事を書いた少し後、半年ぶりにスクーリング行きました(*^^*)
その後は自分のペースで通っています。
2022/9 単位認定試験、通常では行けなくて再試験でクリアしました。
行くときは行くし、行けない時はいけない。もう、なるようにしかなりません。
子どもの人生です。この子が動こうとした時、相談してきた時に支えるだけですね。