1000人以上にアンケート|不登校の場合、給食費はとめましたか?

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この記事は、不登校の子の給食費についてアンケート結果をまとめた記事になります。
2022年~2024年にかけてX(旧Twitter)で3回実施。

計1,023人の回答結果といただいた声を紹介します。
多くの方にご協力いただきました。ありがとうございました。

給食費の停止について、また 我が家の体験談はこちらの記事でまとめています。

もくじ

質問と回答結果

不登校、体調不良等での長期欠席、ホームスクーリングのお子さんがいらっしゃる保護者の方にお聞きします。
『給食費はとめましたか?(現在・過去どちらでも)』
ご兄弟姉妹で違ったり、その後再開のパターンもあると思いますが、 給食費を止めたご経験があれば、止めましたで ご回答お願いします。
  • とめました。
  • そのままにしました。
  • 無償化の地域なので関係ない。
    (2023、2024年度のアンケートより選択肢に入れました)

第1回(2022年)66人回答

とめました
 
そのまま
 

第2回(2023年)124人が回答

とめました
 
そのまま
 
無償化の地域なので関係ない
 

第3回(2024年)833人が回答

とめました
 
そのまま
 
無償化の地域なので関係ない
 
そら

2024年度は、833人に回答していただきました。
とめたと答えた方が55.3%、半数を超えました。
そのままは28.6%と少ないです。
以前は止められることを知らない方が多かったのですが、周知されているのを感じました。
また、無償化の地域は16%に増えました。

不登校の子の保護者の声を紹介

コメントでいただいた声を紹介します(アンケート下のコメント、引用ポストから抜粋)

  • 牛乳だけとめていました。
  • 選択制で申し込みをしませんでした。
  • 給食だけでも来たらと言われていて、とめたいと言いづらかった。
  • いじめの加害者、傍観者が食べることが許せないので停止しました。
  • 教室以外、別室での給食を食べることが許可されていないので、お弁当を持参しました。
  • 子どもと相談して停止しました。
  • 子どもが学校に行きたがっていたので停止しませんでした。
  • 学校側から、停止できること、予備があるから大丈夫と話していただき停止しました。
  • 行くようになったら再開すればいいので、すぐに停止しました。
  • 停止・再開に数日かかると説明を受けました。
  • 月ごとに確認してもらえました。
  • 親の会で再開できること、予備があることを知り、即停止しました。
  • 市の教育委員会に相談したらとめることができた。
  • 登校の可能性を諦めるような気がして、そのままにしました。
  • 話すのが面倒でそのまま。いつか行けると。こんなに長く続くと思ってなかった。
  • 気にする余裕がなかった。今回のことをきっかけに聞いてみます!ありがとうございました。
  • フリースクールに通い始めるのを機会に、お金がかかるし、もうとめました。
  • 適応指導教室にお弁当を持っていくことが多くなってから停止しました。
  • 小学校は「一律引落としなのでとめられないです」と言われ、中学1年のときは「全員引き落としがルールです」と。
    中2のとき「他校の不登校の子はとめてるのになぜうちは駄目なんですか?」と聞いたら「仕方ないですね〜学校にもう来ないんでしたら良いですよ」とやっととめられました。
  • 行けていないのにとめていません。本人にも言おうか迷っています。
  • 起立性調節障害になってから、登校する日は量が一口しか食べられず、油っぽさを感じてたようで、去年から最近までとめてました。
    最近昼前から登校する日が週3日位になったので戻しました。とめるのも再開も即日できました。
  • 年度内無償化に伴い、食べていない(止めている)生徒には、自治体から助成金が出るというお知らせを見て、丁度いい機会かなとストップしました。
  • 完全不登校、5年生のときの担任には何も言われず、6年生のときの担任で給食費をとめるということを知りました。
    今も食べないときが多いのですが、五月雨登校なので完全にとめることはしてないです。
  • 年間で10日食べたか食べてないかくらいですがとめていません。
    完全な休みではなく、行ける時には行くのでとめてませんが、毎日の給食不要の連絡はなかなか疲れます。
  • 給食、宅配してくれたらいいのにと思ったことがあります。
  • 途中から、お弁当→給食に切り替わりました。行けそうな日はお弁当を持参する予定でした。
  • 不登校になって2〜3ヶ月の時にとめました。息子が給食費を払っていることを気にして、申し訳なさから無理に学校へ行こうとして、精神的負担になっていたのが理由です。
    とめられることを知りませんでしたが、事務の方が教えてくださり、ありがたかったです。
  • 小3から曜日固定の週3、小4から週2登校でした。
    事前申請の5日以上連続欠席でないと とめられないので全額払い続けました。
  • とめてないです。たまには行ってたし、その際みんなと違う給食(お弁当等)は無理な子なので、せっかく行くとなっても給食がないから行けないと逆に不登校の原因になってしまうので。
    食べなかった分は他の子が食べてくれるし捨てるわけじゃないから、それもいいかなと思うようにしてました。
  • うんともすんとも登校しない時期にとめていました。
    第二子以降無償化が始まったのですが、昨年は申請すれば弁当持参者に支援金が出ました。
    アレルギーの子、いつ登校するか不明な五月雨登校の子も助ける素晴らしい策だと思いました。
    今年は お知らせがなかったので、なくなったのかも。
  • とめれるの知らなかったです。給食費まで考えが回らなかった…って事もありました。
    日割りにできるって知った時には、もう学年が終わりそうだったので、とりあえずそのままに。
    新学年は無償化になりました。
  • 中2から中3までとめました。先生からとめてもすぐ再開できるのでと提案もありました。
    結果一度も登校できなかったので無駄にならず良かったです。
  • 止めました。 子どもにも行かなくて良いよっていうポーズになるかなと思っていましたが、実際の子どもの気持ちはわかりませんでした。
  • 不登校歴2年です。給食費が値上げになったのと、食べても月に2回くらいなので、子どもと話して今年度からとめました。
  • とめられる最速でとめたと思います。
    息子の場合、行きたいけど行けないみたいな感じではなく、限界を迎えてからの「行かない」だったので悩まなかったのかもしれないです。
    ちなみにドリルやカラーテストなのどの教材費も後からとめました。
  • 小6・中3は給料費無料でしたのでそのままにしました。
    中2はかろうじて週1くらいのペースで登校していたので、行けた時に困るだろうということで、支払い続けていました。
    ほとんど自宅でお昼食べていましたから、余分に食費がかかっていました。
  • 小学校から「止めない方がいい」と言われましが、2週間行くことができなかったので、もう行けないと思いとめました。
  • 小学校は「行くかも」と言葉がたまにあったので、支払い続け、小3〜小6まで一度も食べることなく… 。
    中学からは食べたくなったら日払い計算で毎月請求できるというので完全にとめました。
    中3の1月から途中までお弁当持参、別室登校できるようになったので、日払いにして2月から開始… すぐ卒業となりました。
  • とにかく不安なく行けるのがいいなと思い、ダメ元で「お弁当」持参を相談しました。
    突然行きたい時に行ってもお弁当ある安心感。
    そのうち別室の子たちが給食食べてるのを見て食べたくなったようです。
    日払いで振込でしたが、ありがたい制度でした。
  • 無償化になりましたが、止めている家庭には給付金が出たので そういえばとめてなかったな…と 止めました。
    そもそも娘は給食が苦痛なタイプだったので 「もしお昼から行けそうな日はお弁当とかにして、給食止めちゃう?」と聞いたら 「うん、ごめんとめて」と快諾。
  • 小1から不登校だった次男ですが、たまに登校することもあったので払い続けていたところ、小5にして初めて、食べた分だけ後払いで精算できると知らされ、ようやくとめました。
    それまでの担任の先生はその仕組みをご存知でなかったようです。
    福岡市の公立小は同様の対応をしてもらえるはずです。
  • 3日あれば再開できると担任の先生が給食について調べてくださり、不登校になって5ヶ月の時にとめました。
    学年が変わっても、そのまま停止にしてもらえたので助かりました。
    まだ再開手続きをしていない頃、学校へ行けた時は弁当を持参していました。
  • とめました! もし登校して、急遽、給食を利用したいとなった時は、日払いでも対応もしてくれるとのことでした。(日によっては対応出来ない時もあるのは前提として)
  • 行っても量は一口、ほとんど食べられなかったのでとめました。
    週に2日以上昼前に行ける日が増えた頃に再開しました。
  • とめられない地域でした。
    同じ市内でも校長の権限が大きく、校長がダメと言ったらダメという感じでした。
    同市でも別の小中学校の不登校の親御さんが、給食費とめていた話を聞きました。
    娘の小学校では4年間拒絶され、中学2年の夏にやっと受け入れられましたが、その冬に引っ越しました。
  • 小5途中から不登校ですが、 とめたのは中1の半年位です。
    学年が変わると自動再開になり その後は迷ったまま とめられずにいます。
  • 7ヶ月払い続けました (もしかしたら、明日は行くかもしれないと思い)
    4月に弁当持参に切り替えました(持参、デリバリー選択)
    プレステ5程度の食べないデリバリー弁当代払いました。
  • 最近とめました。 日払いなどの話はないので、行く日は弁当を一緒に作ろうと話してますが、給食のガチャガチャする音が嫌みたいで、行っても給食までは無理かな。
  • 娘の通っていた学校は一食〇〇円〇回分みたいな形で支払うタイプだったので、食べたい時だけの支払いができたのと、もともと偏食がひどく、ほぼお弁当だったのもあり、不登校期間は全く支払いませんでした。
    給食メニューが一ヶ月前に貰えてメニューから選べるのは助かりました。
    給食室で作るタイプではなくお弁当発注みたいな感じの形式だったからだと思いますが、こういう使い方ができるのはありがたかったです。
    中学は、ほぼ行かなかったので10回も頼んでない気がします。
    都度支払いができるようになると五月雨登校のお子さんにも優しい気がしますね。
  • うちはとめましたが、中3から五月雨(今は不登校に戻りつつあります)となった際、学校側から都度支払いに変更しましょうか?と提案いただき、日払い方式になりました。
  • 我が家はそのまま…無償化とかいうけど 実費のみの補助で運営費はかかる。
    また、テストだけなので、登校した時に万が一食べるになった時にとめてしまうと 「お弁当持ってきてください」 なので… 余計に学校行きたくなくなるシステム。
  • そのままにしてます(自宅学習) 給食費有償の自治体ですが、就学援助金受給家庭なこともあり、そのまま。
    なんかすみませんの気持ちはあれど、家庭学習のケアに追われ、交渉に行く元気もないです。
  • 夏休み明けに登校せず、その1週間後には完全不登校宣言されたので、給食もその月のうちにとめてもらいました。宣言通り一度も行ってません。
    うちは給食費の引き落としは毎月あって、あとから現金で還付されます。
    忘れた頃に受け取るのでちょっとしたボーナス気分だったりします。
  • 中学生長男は「もう行けない」ってなった時、迷わず速攻でとめました。
  • 長男の時は悩みましたが、次男の時はなんの迷いもなく即とめました。
  • うちはとめました。「止めても、一食分くらい必ず余りが出るから大丈夫。食べた分だけ個別精算しますから」って校長先生が仰ってくれて。ありがたかったな。
  • 私は、こりゃしばらく行かないなって腹くくった時に止めました!
  • 給食費、小4娘の不登校3ヶ月目くらいに止めました。
    先月急に給食食べたいと登校意欲出た時、先生に相談したら来れた日の分だけ後払いで対応できるので止めたままで大丈夫ですと言っていただけました。助かってますが全国共通じゃないんですね。
  • うちはとめませんでした。 担任の先生に「とめない方がいいです」って言われたので。
    子どもにとってはそれで良かったと思うけど、親にとってはストレスの元だったなって思います。

できる限りそのまま紹介していますが、一部表現を変更をしています。
訂正・削除依頼がありましたら、ブログの問い合わせより連絡ください。

感想まとめ

地域、学校によって、ほんとうに違いますね。

起立性調節障害など体調不良がある場合、五月雨登校、別室登校、夕方登校など…登校の仕方や頻度にもよります。

とても親切な対応と、そうじゃない学校に分かれています。
できないと言われた学校もありますね。

校長先生の判断、先生から提案してくれるかどうか。知らない先生もいます。

こちらから動くにしても、不登校初期は余裕がない場合も多いし言いづらい。
さらっと負担にならないように話をしてくれると助かるんですよね。

あとは、制度の違い。無償化が一番いいのですが、都度払い、日割り、後から返金もありました。
他には選択制もいいなと思いました。

メニューを見て、給食orお弁当が選べる。給食は予約制。
これなら、お弁当持参も特別にならない。特別が嫌な子もいます。

給食自体が不登校の原因となっている子も多い。
偏食、小食、音や雰囲気など、給食の時間が苦手な子。うちの娘がそうです。

ただの好き嫌いではなく、感覚過敏がある子には、全部残さずの考え方は苦痛なんですよね。
その逆の場合もあり、給食の時間は行けて、給食がきっかけで少しずつ教室に戻っていけた子もいます。

そして、背景にいじめがあれば、支払った給食費で加害者が食べる。
費用だけの問題ではないのだとわかりました。

もしかしたら行けるかもと とめられない気持ちもわかります。
お子さんと相談して決めた親御さんも多くいました。

そら

たくさんのご回答をありがとうございました。

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