不登校となって、勉強ができる状態じゃなくなった子もいるでしょう。娘もNo勉の時期がありました。
まずは、心の休養が優先です。子どもがやる気にならないと、親がすすめてもうまくはいきません。
心が少し回復してきて 勉強をやってみようと前向きに考えられるようになった時、今は様々な方法があります。
タブレット、通信教育、オンライン塾や家庭教師など、外に出られなくても自宅で学習が可能です。
オンラインなら地域の教育の格差はありません。
不登校、発達特性のある子のサポートがある勉強方法、出席扱い認定が可能な教材も増えてきました。
ポイントごとに厳選しました。
リンク先が詳しい特徴・体験談となります。
学校、塾の先生に選び方の記事を書いてもらいました。
教える側の意見です。こちらも参考にしてくださいね。
『いつからでもどこでも学べる』
たくさんの体験談を読んで思ったのですが、遠回りしてでも後から追いつける子も多いです。
心身が回復すればですね。心が不安定な時期は記憶すること、集中力を持続することが難しい。なかなかうまくいかないんですよね。
学校の授業はゆっくりと基礎に時間を割き、多くの子に合わせて進んでいきます。教え方も同じ。
興味を失ったり、それで疲れてしまう子もいます。
我慢し、なんとなくではなく、目標を持ち、その子の特性を活かした方法で効率的に勉強したら、一気に伸びた例が多くありました。
自主的に学ぶ楽しさ、学び方を身につける。
不登校は今までの勉強方法を見直す 良い機会となります。
当サイトでは、募集した多くの学習教材の体験談を紹介しています
選ぶポイントまとめ
どのポイントを一番重視するか考えよう。
不登校の子どもにとって大切なポイントをまとめました。
- 自立型、自己肯定感が上がる方法。
- 無学年式(学び直し、得意を伸ばす先取り学習)
- 特性に合わせた方法。
- 苦手(対面、書くこと、黒板・先生の授業動画など)を避ける。
- 短時間で集中力が続く。
- 楽しく(ゲーム要素など)継続しやすい方法。
- 子どもそれぞれのペースに合わせた方法。
- 目標に合わせた方法(テスト、受験、検定、通信制のレポート)
- 第三者と繋がるきっかけになる方法
- 保護者のサポート(保護者の不安、進路の相談)
- 出席扱いのサポート(出席認定を希望する場合)
マンツーマンで教えてもらう
わからない点を丁寧に教えてほしい、明確な目標がある場合は、個別に指導してもらえる家庭教師、個人塾が向いています。
直接、褒めてもらえることで自己肯定感が上がります。
先生の教え方でかなり変わります。
発達特性や心理学について知識がある、または経験がある先生は、どんな教え方をしたら伸びるか、子どもによって変えます。
問題の出し方、聞き方、ちょっとした工夫でどんどん進んでいきます。褒め方の声かけもわかっています。
オンライン家庭教師
一番の選ぶポイントは講師(先生)ですね。
社会人のプロは経験が豊富で指導力があります。
まずは、話し相手となり勉強するきっかけづくりを考えたら歳の近い学生が良いでしょう。
無料体験が同じ講師なのか、選ぶ方法、変更ができるかどうかも大切です。
次に教材や目標です。今、使っている教材を使いたい。
学び直し、つまずいている科目を重点的に。または1科目だけ伸ばしたい。
復学のために効率的に追いつきたい。
テスト・受験対策、通信高校のレポート、高卒認定試験対策など様々です。
そして指導方法。手元もしっかりとうつしてほしい。顔出しが難しい。
ホワイトボードに書き込み式がいい。学習計画を立ててほしい。
受講日以外に相談や質問ができるかどうか。サポート体制も重要。
そして、トータルの費用と必要な機材、金銭面ですね。
無料体験をして、子どもの反応をみること。
優先順位を決め、納得できるまで質問してみてくださいね。
下記の記事に不登校のサポートがある会社をピックアップして特徴をまとめています
無料体験と同じ先生が指導
高卒認定試験、通信制高校のレポート対策コースがある
まなぶてらすはオンライン家庭教師と習い事の総合型
講師を自由に選べ、単発で必要なレッスンを受けることができます。
受験、通信制高校のレポート、試験前など活用の幅が広いです。
\無料でまとめて資料請求・オンライン対応もあり/
オンライン個別指導塾
ティントル
ティントルは出席扱いにできます。
高卒認定試験のサポートもあります。
実際に認定された体験談を紹介しています。
松陰スタディ
松陰スタディは自己肯定感を高める自立学習です。
専用ノートを使いアウトプット。書くことも大切にしています。
家にいながら、通塾と同じシステムが使えます。
娘が唯一通えていた塾です。個人的におすすめです。
通信教育・タブレット学習
通信教材の中にも、個別サポートがあったり、学習計画表を作成するなど一方向ではない教材も増えてきました。
すらら
すららは出席扱いになった体験談が一番多いです。
無学年式で不登校、発達障がいにも理解があり、すららコーチの個別サポートがあります。
ゲーミング要素で楽しく継続できる工夫もされています。
勉強を始めるきっかけにピッタリです。
出席扱いにできるオンライン教材についてまとめています
サブスタ
サブスタはオンライン学習で個別指導塾を再現。
映像授業+月々学習計画表の作成、いつでも相談できる個別フォローがあるのにリーズナブルな価格が特徴。
無学年式で出席扱いも可能な教材です。
デキタス
1日10分と短時間、キャラクターが先生でゲーム感覚で学べます。
勉強に苦手意識がある子の学習習慣を身につけるきっかけに最適。
専用機器も必要なく低価格で始めやすいです。
プロの講師であるデキタス先生の個別サポートのシステムもあります。
スタディサプリ
スタディサプリはプロの講師の動画が豊富で圧倒的な低価格。
一人でコツコツと積み重ねていくタイプの子に向いています。
スマイルゼミ
スマイルゼミは、タブレットですが紙教材のような書き心地を再現。
実技を含む9教科対応で定期テスト対策ができます。
進研ゼミ
知名度抜群の進研ゼミ チャレンジタッチ。
学校の授業に合わせているので、不登校になっても勉強が継続できている子におすすめ。
定期テスト対策の冊子も豊富。中高一貫講座もあります。
【進研ゼミ中学講座】
【進研ゼミ小学講座】
Z会
Z会は受験対策を考えた時に良い教材です。
得意な科目を伸ばしたい子、難易度が高めを希望する子にはZ会が向いています。
書くことにこだわるなら紙教材
月刊ポピー
月刊ポピーは紙に書く習慣をつけたい、定期テスト対策に良い教材です。
教科書に丁寧にそった内容でわかりやすいですよ。
天神
買い切りのデジタル教材なので初期費用はかかります。
全問題プリントができ、紙教材としても活用できます。
発達障害にも理解が深い教材です。兄弟で利用できればお得。
まとめ
無気力の場合、勉強しようとすると不安が強くなる子もいます。
学校やテストをイメージする。過去のプレッシャーを思い出す。
頑張らなきゃ。いい点とらなきゃ。期待に答えなきゃ。
でも、勉強したくてもできない時期もあります。
不登校に理解がある会社は、その点もわかっていて、先生が友達のように会話から始めてくれる場合もあります。
見守る時期と少し背中を押す時期の判断が難しいのですが、ちょっとでもやってみようかなと思った時の参考になれば幸いです。
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