この記事は50人の不登校の子のお母さんに聞いたアンケートシリーズです。
今回は子どもとの過ごし方についてです。
どんな風に過ごしてる?
どんな物が役に立ったのかな?
買って良かった おススメグッズはある?
気になったので聞いてみました(*^^*)
この記事では、同じ不登校ママさんの「これが良かったよ」の声を紹介します。
『不登校中、子どもとの過ごし方で良かったこと、買って良かったものを教えてください』
自由に好きなだけ書いてもらいました(同じような回答はまとめました)
動物
- 子犬を飼って、子ども も飼育に関わることが感情面でも良かったです。
- 犬を飼い出して明るくなった。
- ペットと過ごす時間
- カブトムシの養育セット
ペットの癒し効果は高いですね。
運動
- 子どもと一緒にキャッチボールをするのがよかったので、ソフトボールとグローブでした。
- Wiiフィットで適度に一緒に運動していました。
- やはり、外に出たがらず体を動かすので少なかったので「リングフィット」を買いました。
- 最近のゲーム機ではなく、古いWiiのソフトを買って親子でも遊べるようにしています。
体を動かすものは運動不足にも良いです。 - 一緒に散歩。
- ポケモンGO。
- トランポリン
- 自転車を買い、天気のいい日は決まった時間にサイクリングをすることにした。
外には出られるが、知り合いにあっても会釈程度で走り抜けられるため、親子ともどもいい気分転換になった。
娘もリングフィットで運動していました。
これだけは今も続けています。
大人もダイエットになるトランポリンは、子どもの療育にも使われています。
個人的にバランスボールがおすすめです。
運動らしくないので気軽にできます。
アニメ、ドラマ、動画
- ゲームでも映画でもアニメでもマンガでも、とにかく共通の趣味を持つと良いと思います。
- 一緒にドラマを見るようにした。きっかけは、少しでも息子がスマホを手放す時間を増やしたかったから。そのおかげで、息子の目の付け所や考え方を色々聞けて、意見交換のきっかけになっておもしろかった。
今でも息子と娘と一緒にドラマを見てあーでもないこーでもないって言い合ってます(笑) - アニメが好きだったのでマンガやアニメ雑誌。
- 鬼滅の刃を全巻大人買いしました。
ゲーム
- ゲームを通して、子どもと深いコミュニケーションが取れたことが良かったです。
- 娘とのコミニュケーションのため、ゲームを買って家族でやるようにしました。
- 家庭用テレビゲーム機器、DVD、任天堂switch、プレステ4
- あまり良いことではないかもしれませんが、ゲームで友達と繋がっていられる事が本人は孤立していないと思えて良かったようです。
- 任天堂Switchは気分がいいときは一緒にやってくれるので親子の貴重なコミュニケーションになってよかった。
- アソビ大全を一緒にしました。
賛否両論あるゲームですが、良かったと答えている方が多かったです。うちは制限しませんでした。
本当に苦しんでいる時、スプラトゥーン3が発売されるまで生きてるって楽しみにしていました。
発売されてから楽しそうに友達とデイコードで話してプレイしています。
心のよりどころ、人と繋がる手段でもあるんですよね。
小1の不登校時期は、まだゲーム機やスマホを持っていなくて、アナログのカードゲーム…トランプ、水道管ゲーム、UNOを家族でやりました。
アソビ大全、知らなくて調べました。
世界のボードゲーム、カードゲームが51種類!
オセロ、将棋、麻雀、大富豪、マンカラ、ブラックジャック…。
メジャーからマイナーまでいっぱい。
部品がなくなることもないし、場所も取らない。
私、バックギャモンが好きです。コンピューター対戦もできます。
ゲームが苦手なお母さんでも一緒にできます。
外出
- 歌うのが好きな親子なのでYoutubeで発声練習、カラオケでも声を出してました。
- 電車を見に行った。
- 子どもと一緒に銭湯に行く。
- 平日のすいている時に水族館に行きました。
- スタバ
- アニメイトに行く。
- 推し活が一番の力。
- 買い物になるべく連れて行くようにした。
- 近場に日帰り旅行。
- しばらく帰省しました。
親も子も推しのパワーはやっぱり偉大ですよね。
アニメイトに行くことがきっかけで電車にも乗れました。
たまにはスタバもいいですね。
料理、食事
- 子どもとなるべく料理を。動画を真似た。
- 昼食の手伝いをしてもらった。
- 起きる時間が様々なため、小さなホットプレートが役立ちました。
- 自分であたためて食べたり、ホットケーキを作ったり、たこ焼きを作ったり、楽しかったようです。
- 母娘でお菓子作りをして美味しいお菓子を食べ楽しい時間を過ごすようにしたのですが、子どもが笑顔になってくれたので良かったです。
- ホットプレートやタコ焼き機など一緒に作ったりできる調理用具。
- 家族で食事をとることは大切だと思います。
土鍋、すきやき鍋、ホットプレート、たこ焼き用鉄板、焼き肉用鉄板などで、家族でつつくことがいいと思います。 - 普通に過ごしていたことと、食事の準備等を一緒にすることで、本人も休んでいる罪悪感は軽減できていたようです。
- 三食しっかり食べさせたこと。
- プロテインやサプリ。
うちもタコパしましたねぇ。たこ焼きもできるコンパクトなホットプレートが大活躍しました。
料理やお菓子作りが好きになり、進路のきっかけになった子もいます。
お手伝いをしてもらうことは助かるし、子どもが動くことにもなります。は罪悪感が減り、自己肯定感も上がるのでおすすめです。
休養、睡眠、リラックス
- とにかく休ませることが必要でした。
- 昼夜逆転が顕著だったため、睡眠がぐちゃぐちゃで、本人もなおすべく努力はしていましたが、結局のところ、寝たいだけ寝た方がいいのかな、という結論に至りました。
- 普段はしないお昼寝もしていました。
- あせらせるようなことは言わず、のんびりと話しかけた。
- 自宅ではリラックスして過ごせるように購入した座椅子は子どもが気に入ってよく座っていました。
- ゆっくり過ごしたことがよかった。
休養、充電ですね。
不登校となってすぐの頃、ほんとうによく寝てました。
うちはゲーミングチェアを買いました。ゲームというより、ハンドメイドで使っています。
座っている時間が長いので、リラックスできる椅子がいいですね。
最近、購入したクッション。椅子の上に置いて使っています。
これ、背筋が自然に伸びて、包まれる感覚でお気に入りです。
趣味、音楽、工作
- もともとピアノがあるんですが、本人はピアノが好きでピアノに助けられています。
- ウクレレ、ギター
- 子どもの趣味のドローン制作キット
- ミシンを買いました。
- 折り紙を極めました
- YouTubeを見て実験。
- お絵描きが好きなので、iPadにいろんなお絵描きソフトを入れて遊んでいました。
- やりたいと興味を持ったことを集中して取り組んでもらいました。
- 絵を描くことにハマったようで、数百色の色鉛筆や紙の素材にこだわったりと子どもがやりたい欲しいと思ったことや道具を揃えて取り組んでもらえたのは良かったです。
数百色の色鉛筆!これは見ているだけでも楽しいですね。
我が家は72色を持っています。
私が20年前に色鉛筆画の通信講座をやっていました。
その後、娘に引継ぎ、今でも使っています。
可愛い。テンション上がりそう。
本格的でびっくり
読書
- 「わけあって絶滅しました。」という本
- 本を読むのが好きなので本を読んだ。
- 歴史漫画をたくさん読みました。
- 内容のしっかり詰まった文学を与えました。
それらを読んだことで感想、考察をおこなっていました。これによって良い学習になったと思います。
面白そうですね
図書館に行くのもいいですね。
娘は歴女。キラキラの日本史の歴史漫画が本棚に並んでいます。
大河ドラマを一緒に見ながら解説してくれます。
勉強
- 子どもが勉学的に遅れていないと言う気持ちにさせる事が重要ですので、進研ゼミのオンライン教材や、ナショナルジオグラフィック等の番組を見せる機会を与える事です。
- うんこドリル
- 自宅では、高校受験を念頭に入れて、勉強や学習ができる環境を整えました。
- 受験や勉強に必要な参考書や子どもが好きな本や読みたい本を買いました。
- 塾も進研ゼミもダメでしたが、思い切って週一回、家庭教師にきてもらうことにしました。
人とのコミュニケーションが取れれば勉強は二の次だと思っていましたが、すごく相性の良い人がきてくれて良かったと思います。
不登校3年目ですが、私が「学校へ行っても行かなくてもいいや」って吹っ切れるきっかけにもなりました。
勉強も気になりますよね。
不登校の子のサポートがある学習教材や体験談を紹介しています。
その他
- 一緒に家庭菜園を始めたことが、精神的にかなり良い方向にいったと感じております。
- スマートフォンを通じて同級生とは交流をしているのでよかったと思う。
- 内職を手伝ってもらった。
- お風呂掃除の担当にした。家にいて役割をもたせました。
- ぬいぐるみ、コウペンちゃん
- ぬい撮り
肯定感を上げてくれるキャラ、コウペンちゃんは不登校の子に人気です。いっぱい褒めてくれますよ。
我が家は『やさしくなることば』と『中学英単語』があります。ぬいぐるみもいっぱいです(*^^*)
よく抱きかかえて丸くなってました。話しかけたりも。
幼児退行?って心配になって医師に聞いたことがありますが、それいいよ、どんどん話しかけなさいって言われました。
ぬいぐるみセラピーもあり、不安の強い子にはいいみたいですよ。
これね、気になってるんだけど、
赤ちゃんの時、ベビーミッキーの胎内音のリズムで寝てました。
不安障害に効くなら欲しいけど…ちょっと高いなぁ。
まとめ
考え方を変えると、料理や裁縫は家庭科、実験や家庭菜園は理科、イラスト・工作は図工、歴史漫画は社会、楽器は音楽、リングフィットは体育の内容ですよね。
学年にもよりますが、やっぱり一緒にできることがいいですよね。
さらに楽しくて、癒されること。自分からやりたいと思ったことだと続きます。
コメントの中に『良かったことなんて一つもないです』という声がありました。
振り返ると…部屋にひきこもり、別人のようになった時期がありました。
会話もほとんどなく荒れて、一緒に何かするという段階ではなかった。
この時期にアンケートに答えていたら、私も同じように答えたかもしれません。
一緒に何かできる、外に出かけられる、勉強ができる、身体を動かすことができる。
今回の質問の回答は、時期によって違ってくると思いました。
子どもの笑顔がみたい。想いは、ただそれだけですよね(*^^*)
ご協力ありがとうございました!
オンラインの習い事特集
親子でできる運動、英会話なども紹介しています。
こちらは、不登校の経験があるライターさん執筆の記事です