前回の記事では、通信制高校、サポート校についての仕組みについて書きました。
仕組みがわかると選ぶ基準が見えてくると思います。
通信制高校、サポート校を選ぶことは1つの選択肢。
たくさん悩んで決めた新しい1歩、勇気のある選択だと思っています。
この記事では、選ぶポイントや優先順位について、私が感じたことを書きます。
提携通信制高校(中京高等学校・鹿島山北高等学校)に年4日のスクーリング
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希望|学校に通いたいという気持ち
子ども自身の希望、意思がまず大切です。
そんなのわかっている。本人が考える状況にない。前向きになれない。
だから困っているんだよって思う親御さんもいるでしょう。
うちもそうでした。どうしたらいいんだろうと思ってました。
でも、子どもを見てきて思うのは、自分自身の気持ちで動かないとやっぱりうまくいかない。
親は情報を集める。こんな選択肢もあるんだよと見せる。
今の学校がすべてではないことを伝える。そして、最後に決めるのは本人。
これは通信制に限らず、どの選択肢でもそうだと思います。
ここだったら通えるかもしれない。自分の居場所がありそう。
なんとなくでも、そう思える気持ちが第一歩です。
ただ、希望を最優先にすることにリスクもあります。
やっぱり通えなくなる場合もあります。そうなれば、また苦しむ。
それでも「希望」が子どもが変われる一番の可能性だと思います。
行ってみてわかることもあるし、やり直せるから。
親が喜ぶ方向へ誘導しないことを心がけました。
もし、躓いた時に親のせいになる。
そんな失敗を何回もしてきました。
本人が決めたなら納得するし、次に進みやすい。
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現実|入学、通学できるかどうか
入学で気をつけないといけないのは入試の内容ではなく時期です。
作文、面接、簡単な学力考査はあっても落とされることは あまりないです。
(人気・定員のある通学コース、公立の場合は時々聞きます。)
新入学であれば4月と秋の場合が多いです(公立は4月だけの場合も)
私立の転編入の場合、随時であっても入学時期と手続きに必要な期間。
また、在籍期間、年間の最大単位数から卒業要件を満たすかどうかを確認してください。
卒業時期にこだわる場合は卒業年数も確認してください。
(公立通信制高校は原則4年の学校もあります。)
平均は年間30単位前後です。単位数を増やせば、その分スクーリングが増えます。
同級生と一緒に卒業、受験したい場合、足りない単位数を考え、希望にそった高校から選びます。
不登校でも元気で勉強ができる状態であれば大丈夫です。
ただ、心が不安定な場合は休養が必要です。無理をしないことです。
不登校になった要因、背景がそれぞれ子どもによって違います。
娘のように複雑ではっきりとわからない場合もあります。
ただ、何かに生きづらさを抱えていることは事実だと思います。
頑張ったらできる子と言われてきましたが、それは我慢したらできる子だとわかった。
我慢を続けたらいつかは限界がきます。
困り感を解消できる環境を選べば卒業できる可能性が高くなります。
もしくは、やりたいことを自由にできる環境です。
学校に行きやすい⇒生きやすい道を選ぶことだと思います。
自己肯定感を上げるより、下げないようにすることの方が簡単。
通信制の選択では、苦手を避けることができます。
希望と現実のバランス
本当はやりたい(希望)。けど、今はできない(現実)。葛藤がある子もいます。
困り感を子ども自身がまだ受け止めていない場合もあります。
不登校になる前はできていたことだから、受け入れることは簡単ではありません。
1年目が終わるころ、娘が少し不安定になりました。
なんとか再試験を受けたのですが、担任と話した時、1単位も取れなかった子も何人かいると聞きました。
現実的にまだ無理なタイミングの子もいます。その場合は休憩したほうがいいと言われました。
体調も心の状態も、時間とともに変わるし成長していきます。
その場合、休憩したり、少しずつ適応できる、変えていける環境を選ぶ。
心と身体の健康が第一です。
今できることを大切にしながら、希望や可能性も考える。
この希望と現実のバランスが大事だと思います。
そのうえで候補を絞っていきます。
目的、卒業後の進路
- 高校卒業資格をとる
- 大学、専門学校に進学が目標
大きく分けて、この2つに分かれると思います。
高卒資格を確実にとりたい
スクーリングに通える学校を選びます。卒業要件の中で1番ネックとなるからです。
対面のスクーリング日数0の通信制高校はありません。
通学スタイル|登校日数、スクーリング方法から絞る
ネットメインのコース+短期集中型スクーリング(場所と宿泊があるかどうか)
通学コース(通学ペース、コース変更が年度内に可能かどうか)
娘の学校は、登校コースから、ネットコースに変更ができます。
ネットコースにすれば、動画を活用し スクーリング数を減免することができます。
(それでも0にはなりません。登校はしないと行けません。)
自宅から通える範囲にキャンパスがあるかどうか。
交通機関も大切です。IBS、電車が怖い、パニックになるなど、難しい場合もあります。
通学ではなく、寮という考え方もありますね。
- 集団が難しい⇒少人数や個別指導
- 遠方、宿泊が難しいなら⇒近いキャンパスで日帰り
- 起立性調節障害で朝が難しい⇒開始時間が遅め
など、それぞれの事情に合わせて通いやすい方法を選び、少しでも安心感につなげます。
娘の場合ですが、このスクーリングについては本当に悩みました。
初めは登校日数が少ない方がいいと、年数日の集中スクーリングを考えました。
でも、交通機関(飛行機、新幹線)、宿泊が無理だと言いました。
その数日がプレッシャーとなる。また、朝から夕方までのスケジュールが難しい。
親が一緒に付き添える場合もありますが、本人が嫌だと言ったので候補からはずしました。
今は無理だけど、いつかは楽しく通いたい。行事も参加したい。
でも、登校日数が多いのは厳しい。
自由登校で自分のペースで登校ができる通学コースにしました。
また、行事が多めで選択できる高校にしました。
人混みが苦手なので、街中から少し離れた閑散とした駅にあるキャンパス。
起立性調節障害なので、スクーリング、ホームルームは午後メイン。
教室内の人数も少なく、自習・個人指導タイプを選びました。
単位認定試験の救済措置も確認してください。
テストの当日、みんなと同じ時間に行けない場合です。
再試験、追試験、何割評価、個別対応してもらえるのかどうか。
スクーリングになんとか行けても、試験に行けなければ単位は取れないんですよね。
フォロー体制、理解度、特色から絞る
不登校期間があると、学習についていけるか不安になる場合もあるでしょう。
学び直しや質問ができるかどうか。聞きやすい環境。
レポートの提出方法、書字に困り感がある場合、PCやネットでの提出がある高校を。
子どもの心の状態、特性に理解があること。
スクールカウンセラーがいたり、相談しやすい環境が安心です。
もし行けなくなった場合にどんな対応をしてもらえるか。
電話相談、訪問してくれたり、高校によって違います。
学校側に理解があれば、親の負担も減ります。
学業とアルバイトを両立したい。
まずは心や身体の療養。
スポーツ、趣味や習い事などやりたいことがある。
高校卒業資格+余裕ができる時間をどう過ごしたいかを考えます。
公立の通信制高校は高校卒業資格がメインです。とにかく学費が安いです。
登校日数が20日程度で土日を中心に週1の場合が多いです。
居住の都道府県より選びます(各都道府県に1.2校)
登校日が決まっていて、私立よりサポートが少ないので卒業率が低いです。
(自己管理ができることが大切になります)
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大学進学が目標
進学コースがある、大学進学率が高い、指定校推薦枠の豊富な高校を選びます。
簡単に言えば、大学進学に強い高校です。
大学付属の通信制高校もあります。
通信制高校のレポートとテスト勉強では範囲、勉強量が足りません。
高卒メインの学校だと薄い教科書だけなんですね。教科書も違います。
副教材などもないです。レポートも10枚前後。膨大な量ではありません。
これで単位が取れるんです。どんな子でも取りやすくなっています。
全日制高校から転入すると違いに驚くと思います。
予備校、塾の役割を果たしているのがサポート校です。
一人一人のレベルに合った指導がしてもらえるかどうかがポイントとなります。
2024年開校 提携の通信制高校(中京高等学校・鹿島山北高等学校)に年4日のスクーリング。
大学受験に特化したオンラインのマンツーマンスタイル授業のサポート校です。
現役の通信制高校のライターさんに書いていただいた記事です
具体的にどこの大学の指定校推薦があるのか確認します。
AO入試を考えていたら、対策をしてもらえるかどうかも。
通信制から難関大学に合格した子もいます。
文部科学省の調査では、2020年私大合格者の55.6%がAO、推薦入試となっています。
参考:大学入試のあり方に関する検討会議
AO入試対策
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NHK Eテレ「テストの花道 ニューベンゼミ」などで話題、推薦・総合型選抜(AO入試)指導の第一人者である小杉樹彦氏が塾長です。
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大学進学を目指す方法はいくつもある
- サポート校+私立の連携の通信制高校で一般選抜
(費用が2つの学校分かかります) - 私立の通信制高校+塾や予備校、家庭教師、通信教材など
(ネットコースや通学日数の少ないコースで卒業資格を取る) - 公立の通信制高校+塾や予備校、家庭教師、通信教材など
(公立の費用が安い分、他の学習方法に費用がかけられます) - 通信制高校学校指定型選抜
- 総合型選抜(AO入試)
- 高卒認定資格をとる
(大学に進学しなかった場合は中卒になります)
受験勉強、対策に専念できる。指定校推薦がとりやすい。
語学、芸術系など、専門科目に集中できる。
考え方によっては全日制高校よりも有利になります。
環境、時間の使い方をメリットに変えられればです。
どれも、本人の気持ち、目標に向かって頑張りたいという意思が大切です。
ここで、卒業資格、進学を考えるにあたって、サポート校が必要かどうかですね。
自宅から通いやすいキャンパスがサポート校だったり、サポート校の通学スタイルが希望の子もいます。
サポート校以外にも、大学進学、高卒認定試験、通信制高校のレポート対策コースがある塾・予備校やオンライン家庭教師もあります。
オンラインの学習方法の選択肢も本当に増えてきました
もし、進路未定で卒業するなら、塾に通い、高卒認定資格を取り、大学を目指そうと思っていました。
電車にも乗れない、ひきこもっている状態でも、個別指導の塾だけは行けていました。
不登校に理解があって、娘のような子達が何人も通っている塾でした。
「無理に高校を決めても続かない。夏休み後に塾に戻ってくる子も多い。
それは全日制、通信制関係なく。でも、大学には通えている。難関大学に入学、留学した子もいる。
心を病んでまで中学や高校に行かなくても道はあるんですよ」と先生に言われました。
娘が無気力の状態になった時、勉強が手につかなくなりました。
そうなる前に別の道を考えるのも1つの方法だと思います。
専門コース、専門学校に進学、留学
将来の職業に結びつくような多種多様な専門コース、資格がとれる高校もあります。
勉強以外で強みを得る。好きなことを極める。これができることも通信制のメリットです。
専門コースの例
- 美容師、ネイル、メイク
- 美術、デザイン、アニメ、イラスト
- 声優、ダンス、音楽、動画編集
- ファッション
- 保育、福祉
- 製菓
- ペット
- IT、プログラミング
- eスポーツ
進学先に専門学校を希望している場合は、姉妹校、グループ校に専門学校がある高校が進学しやすいです。
姉妹校の講師の先生の授業(美容、スイーツ、医療事務、保育など)が選択で受けられる通信制高校もあります。
好きを仕事にできる通信制高校特集!!留学を考えている場合、語学コース、海外留学コース、留学プログラムがあり、在籍中に留学しても3年で卒業できる高校もあります。
娘の学校は無料で職業体験ができます。
やりたいことを先取りして学べます。
全日制高校にはないような科目やコースがあるのも通信制高校の魅力です。
最近は専門コースのサポート校も増えてきました。
通信制高校に入学してから、やりたいことが見つかっている子も多くいます。
学校生活のイメージ
行事に参加したい。部活をやりたい。制服が着たい。友達を作りたい。
遠足や修学旅行に行きたい。生徒会の役員をやってみたい。
不登校の時に叶わなかったことを新しい環境でやってみたい子もいるでしょう。
行事が多い、部活が盛んな高校もあります。
その逆のパターンもあります。今は人と距離を置きたい子もいます。
制服が苦手なら私服OK。ジェンダーレスの制服も増えてきました。
その校則って意味があるの?違和感抱えてきた子は校則のゆるい学校を。
(一応、通信制にも校則はあります。人を傷つけない、迷惑をかけないなど)
娘の学校、髪の毛を染めてる子が多いです。でも、昔のイメージとは違いますよ(*^^*)
ファッション系、ネイルやヘアメイクの授業もあるぐらいなので、個性として認められています。
(服装に関しては、式典は別で、カジュアルは不可など決まりがあります。)
娘の場合は体育ですね。苦手だったプールや持久走がありません。
実技、体育祭(運動会・スポーツ大会)の参加が必須ではない。応援のみの参加でも可。
文化祭はそれぞれの個性が発揮できるように工夫されています。
(これも、苦手な子は参加しなくていいです)
少しでも不安を減らし、希望に合うような高校を選べば、入学後が楽しみになります。
現役通信制高校のライターさんにインタビューした記事です
学費について
通信制高校の公立は激安ですが私立は高いです。
就学支援金により授業料は軽減、もしくは無償となりますが、その他の費用がかかります。
通学日数が少なくネットメイン、近くのキャンパスでのスクーリングであれば、それほど高くありません。
でも、通学日数が多いコース、進学コース、専門コース、サポート校を選べば一気に跳ね上がります。
特にサポート校は通信制高校との両方の学費が必要となります。
遠方へのスクーリング費用。旅費と宿泊費。同伴の場合は倍になります。
(これを家族旅行のようと前向きに考えているご家庭もあります)
通学費は、定期券や回数券が利用できるか、登校日数と利用交通機関によります。
(特に、サポート校の場合は確認をしてください)
専用パソコンやタブレット、制服など別途費用がかかる場合もあります。
後期入学の場合、費用が変わってきます。
卒業までにトータルでかかる費用を把握しておきましょう。
就学支援金以外で、提携ローンや、初期費用の軽減、分割などの支援を行っている高校もあります。
(就学支援金は通信制高校の授業料のみ対象)
また、都道府県など自治体ごとに私立高校の授業料の一部を収入に応じて助成する制度があります。
全日制だけではなく、通信制高校も対象となる高校があります。
東京都であれば認可された高校、大阪府は私立高校生等就学支援推進校、愛知県も指定されています。
お住まいの自治体を確認してください。
ちなみに娘の高校は対象外です。通信制高校は多いですが対象はまだ少ないです。
東京都の例
東京都知事が認可している私立高等学校(通信制)の一覧(令和6年4月1日現在)
愛知県の例
大阪府の例
対象校は令和5年12月中に公表予定)
国の教育ローンもあります(受験前に申し込むことができます)
子どもが不登校だった場合、通えるかわからない学費をポーンと振り込むのは勇気がいりますよね。
たくさんの選択肢があっても、費用面で選択肢が減ることは悩ましいところですね。
実際に見て聞いて感じる
パンフレットを見て興味を持つ。
合同説明会、相談会、オープンキャンパス、プレスクールに参加する。
個別相談会で先生に話を聞く。事務の方ではなく、先生がいいです。
特に譲れないポイントだけは確認します。
この過程で、本人がここに行きたいと思う気持ちが最優先です。
家からキャンパスまでの交通機関。電車や駅の混雑具合。
スクーリングや行事の開始時間。人数。
すんなりとキャンパス、教室に入っていけるか。先生と話すことができるかどうか。
そこに、理解してくれる人、大丈夫だと思わせてくれる人がいるかどうか。
子どもにとって安心感がもてるかどうかですね。
口コミはキャンパスによります。
スクーリング風景、どんな感じの子が多いのか、それぞれカラーがあります。
高校により、強み、特色が違います。
あと先生もですね。常勤の先生が何人ぐらいいるのかでサポート体制が違います。
簡単に言いましたが、なかなか見学に行けない子もいると思います。
うちの娘もそうで、私一人で何回も行きました。本人が行けたのは本当に最後です。
でも、やっぱり本人が見学し、話を聞かないと決められません。
(本人の参加が必須で願書が出せません)
中学校、適応教室の教室があれほど無理だったのに、通信制高校の教室には入れています。
まとめ
現在の心身の状態、特性も考慮して、自分らしくいられる高校を選ぶ。
これは通信制に限らず、全日制、定時制、高専でも。
周りに合わせるのではなく、自分軸で考える。
通信制高校に進むなら、通信制のメリットを最大限に活かすことだと思います。
環境が合ったことで、高校から劇的に変わる子をたくさん見てきました。
もちろん、また躓く子もいます。うちの娘ですね。
メンタル面の不調で難しい子もいます。それも現実です。
ここからは、娘の話だとあまり希望にならないかもしれないので、知ってる子の話をしますね。
同じ高校の子ですが、友達もできて行事を楽しみ、アルバイトも始めました。
韓国のコスメが好きで、語学学校にも通い、留学する夢に向かって頑張っています。
娘と同じ、中3完全不登校、ひきこもっていた子です。
少し前には考えられなかった変化だと言っていました。
K-POPが好きで韓国語勉強している子、多いですよ。
入学してしばらくは通えなかったけど、少しずつ通い始め、自信がつき、翌年の入学式では在校生代表で挨拶を新入生の前で読むほどに成長した子。
イラストを描くことが好きで美術系の全日制高校に行った子。
ネットでイラストを販売して、月に何万もの収益になった子。
私立の全日制高校の軽音楽部で活躍している子もいます。
全日制の寮、県外留学(地域みらい留学)をした子もいます。
合同学校説明会情報
主治医に聞いたことがあります。
通信制高校に進学して見違えるように通えるようになった子と通えなかった子との違いは?と。
うまくいった子は、特性を含めて、環境調整がうまくいった。
心が回復した。成長した。
通えなかった子は、その逆ってことですね。
特に心の回復度と本人の成長。
進学がそのタイミングでは まだなかったってことかなと。
あとは、二次障害を抱えているかどうかでも違う気がします。
娘は長い目で見ないといけない子だと言われています。
娘は劇的な変化とまではいきませんでした。行けない時は行けません。
最低限のスクーリングをこなし、他の時間は自宅でハンドメイドをしています。
オーダー販売をしているのでアルバイトのようなものですね。
母のパート代よりも稼ぐほどになりました(^^;)
まだ、外の世界にでることは不安が強い子です。家でも、できることはあるんです。
適応指導教室の先生が「通信制高校から別の通信制高校に転校、定時制高校から通信制高校の通学コースに変更した子もいる。
一度決めた進路も、本人の気持ち次第で、いつからだって変更してもいいんですよ」と話していました。
どの子も自分から動き出した結果です。
自分で選択することが大切です。
中学卒業後は選択肢が一気に増えます。
中学が難しくても高校、高校が難しくても大学、環境が変われば違ってきます。
学校が無理でもバイトはできる子もいる。
学校と社会は違います。
周りと違うペースでもいい。いつからでもやり直せます。
そのために、まずは知ることです。
情報が少しでも役に立てば幸いです。
通信制高校を卒業した方の体験談も多く紹介しています。
不登校から通信制高校に進学・卒業された ちまたきさんのブログは、子ども目線で体験談が書かれていて参考になります。