通信制高校、サポート校とは?不登校の親目線で解説しています

通信制高校の基礎知識
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不登校の子の進路の選択肢の1つに、通信制高校やサポート校があります。
2023年、通信制高等学校は289校(公立校78校、私立校211校)、生徒数は26万人を超えています。

そら

この記事では、中3当時(令和2年)の不登校の親の心情も含めて、入学前の疑問や不安に解説しました。

全部読むと、一通りの流れが分かると思いますが、入学後も気づいては追記しているので、かなり長いです。

知りたい項目だけ、目次から飛んでください。心に余裕がある時に。情報でパンクしないようにしてくださいね(^^;)

通信制高校によって特色がバラバラなんですが、一応 文部科学省が示した指針があります。
>>高等学校通信教育の質の確保・向上のためのガイドライン

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もくじ

サポート校について

そら

サポート校って何?

これが最初の疑問でしたね。頭が混乱したポイント。
簡単に言うと、卒業や進学に向けて、学習・生活・精神面のサポートをする機関です。

位置づけと必要性

民間の教育施設の例
  • 塾、予備校
  • フリースクール
  • インターナショナルスクール

サポート校は民間の教育施設で、学校教育法で定められた高等学校ではありません。
(サテライトは通信教育連携協力施設)

技能連携校は、学校教育法に基づき教育委員会に指定を受けた指定技能教育施設です。
技能連携校での学習を、高校の履修科目の一部が履修・単位として認められます。

サポート校、技能連携校のどちらも、ここだけでは高校の卒業資格とはなりません。
同時に通信制高校に入学・在籍して卒業資格をとります。

サポート校の一例です

学校名の最後が高等学校ではなく、学院や学園、高等部です。

そら

そもそもサポート校って必要なの?

必要であれば行く。選択肢の1つです。

大学進学を考えたとき、通信制高校だけでは難しいです。
全日制に比べ、学ぶ内容が優しいです。教科書も違い、副教材もないです。

進学コースでもない限り、プラスアルファの学習が必要となります。
一般で受験するなら、受験範囲の相当の勉強量が必要です。

まとまった勉強時間が必要なので、それなりの時間を学校で過ごすことになります。
登校日数が多めで、全日制の環境に近くなります。

そら

高校ではなく塾という位置づけなんだけど、制服や行事、部活、修学旅行があったり、高校っぽい学校も増えてきました。

【追記】
オンラインを利用し、サポート校だから登校日数が多いというのも変わってきました。

2022年、WAM高等学院(サポート校)にメタバース校ができました。
2023年、メタバースのMEキャンパスが開校。
2024年、マナリンク高等学院 オンラインのサポート校

提携通信制高校(中京高等学校・鹿島山北高等学校)に年4日のスクーリング
大学受験に特化したオンラインのマンツーマンスタイル授業のサポート校

有名な大手は人数が多いですが、全生徒十数人のアットホームなサポート校もたくさんあります。

そら

サポート校の費用を別の予備校や塾、家庭教師、通信教材に使う考え方もあります。
サポート校がそれだけ高いんですね。

通信制高校レポート対策・大学受験・高卒認定試験コースがある
オンライン家庭教師を紹介しています

ティントルは不登校専門の個別指導塾。
高校生コース、高卒認定資格のサポートがあります

通信制高校との提携

そら

別で通信制高校も探さなきゃいけないの?

提携している通信制高校にも同時に入学在籍します。
決まっているので探す必要はありません。
(複数の提携校があって選ぶ場合はあります)

  • サポート校に普段は通う←こっちがメイン。
  • 通信制高校の必要最低限のスクーリング参加←在籍・卒業資格
そら

サポート校を重視して選びます。

提携スクールも同じ位置づけだよ。
例えば、バンタン高等学院はS高の提携スクール。
様々な専門コースがあります。S高の高卒資格を取ります。

そら

バンタン高等学院のように専門スキルのサポート校も近年開校しています。
2021/9ホリプロデジタル高等学院が開校。動画編集スキルが学べます。日本航空高等学校のサポート校です。

サポート校ではなく、個別指導塾と提携している通信制高校もあります。

学生証は通信制高校で発行

通学定期券、回数券について

不登校の子に対する支援について

サポート校には小中学校で不登校だった子がたくさん通っています。
全日制高校に通えなくなった子も転入してきます。

そら

登校日数は多めなのに不登校の子向きなの?

それぞれの子どもに合った学びを提供しているからです。
学び直しをしながら、高校卒業資格が確実にとれる支援

生活面・メンタルのケアも含めてサポート体制がとられています。
行けない時期は訪問在宅指導(家庭訪問)をしている高校もあります。

不登校から少しずつでも復学を目指していくイメージですね。
カウンセリングが受けられる高校もあります。

通信制高校だけでは足りない部分をサポートしています。
逆に言えば、通信制高校だけでも、自己管理ができ、フォローがあれば必要はありません。

最近は通信制高校が運営している中学生向けのフリースクール、中等部も増えてきました。

通信制高校の資料と同様に中等部のパンフレットも請求できます。

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そら

大学受験に集中したいために転校する子もいます。
受験科目だけを効率よく勉強し、難関大学の合格を目指す。
時代は変わりましたよね。

サポート校の学費、評判(口コミ)について

今、不登校でも、全日制っぽい高校生活が送れて、大学進学まで可能性が広がる。
今までにないサポートが受けられてカウンセリングも兼ねている。

不登校の子の親として心惹かれるよね。だから、サポート校って人気があるんです。

一番のデメリットはWで学費がかかること
通えるかわからないのに、ポンと出すのは覚悟がいります。

まぁ、サポートが手厚く、登校日数が増える分、高くなるよね。
学校によりますが100万以上かかります。

さらにオプションで授業を増やすと高額になります(塾と同じ扱いなので課税対象)

授業料などが非課税となる学校の範囲は、学校教育法に規定する学校(幼稚園、小中高等学校、義務教育学校、中等教育学校、特別支援学校、大学、高等専門学校)、専修学校および次の6つの要件すべてに当てはまる各種学校などです。

引用元:国税庁

高額だからこそ、それなりのサポートがあれば納得できますが不満の声も聞きます。
パンフレットを請求すると電話がいっぱいかかってきます。営業面が濃い部分もありますね。

そら

友達ができて、楽しく通いながら大学受験を目指している子。
合わなくて、途中から高校卒業資格を考えて提携校のみに。
個人指導塾や家庭教師に切り替えて大学受験をする子もいます。

パンフレット請求後の電話は止められます

通信制高校の学費って高いの?

ネットがメインのコースは安めで、登校型で日数が増えるほど高くなります。
週1よりは週3、週5…と上がっていきます。

あとは、進学向け、eスポーツ、美容のように専門コースも高いですね。

そら

公立はないの?

あります。高校卒業資格が同じように取れます。そして激安。
年間3~5万ぐらい。条件が合えば、すごく魅力なんです。

でも、通っている子が少ないんだよね。

なぜかと言うと、県に1.2校しかありません(基本、他県からは通えません)
通信制の選択肢は増えてきているけど7割以上は私立なんです。

そら

安く高卒資格を取り、浮いた費用で塾や予備校に通い大学受験を目指す方法もあります。

就学支援金や補助制度について

通信制高校の授業料(単位)は就学支援金の対象となります。

590万未満
590~910万未満
  • 1単位 12,030円
  • 1単位 4,812円

4年間74単位まで対象(単位×74が総支給額となります)1年間30単位まで。
74単位分を受け取って、落とした場合は、次から全額となります。
(休学時、本校のある都道府県より支給停止の文書が届きました)

1単位の平均は私立だと8,000円前後、高くても10,000円。公立だと336円。

引用元:文部科学省
そら

年収590万未満であれば、私立でも実質無料
公立は910万未満も無料になります。

そら

パンフレットの金額が、すでに就学支援金が引かれているかどうかも確認してください。
そこから さらに安くなると思い込んでいて実際は…ってことにならないように。

支給限度期間、支給限度単位数の規定があります。
転編入の場合は確認してください。

私立高等学校等授業料軽減補助金・入学納付金補助

就学支援金は国の制度ですが、それ以外に都道府県など自治体ごとに私立高校の授業料の一部を収入に応じて助成する制度があります。

名称もそれぞれ違い、全日制だけではなく、通信制も対象となる高校があります。

例えば、東京都であれば認可された高校、大阪府は私立高校生等就学支援推進校、愛知県も指定されています。
下記の例を参考にしてください。お住まいの自治体も確認してください。

東京都の例

東京都知事が認可している私立高等学校(通信制)の一覧(令和6年4月1日現在)

愛知県の例

大阪府の例

大阪府の高等学校等の授業料無償化制度について

通信制や定時制はバイトで教科書が無償となる?

通信制や定時制高校にはアルバイトをしている生徒も多いです。

自治体、学校に確認が必要ですが、前年に90日以上勤務、90日以上の勤務が見込まれる場合、教科書代の返還請求ができる場合があります。

そら

他にも、ひとり親家庭支援奨学金制度も通信制高校も対象です。
希望の高校にどんな支援制度があるか確認してみてください。

広域制と狭域制の違い

公立は狭域制です。近年増えているのは私立の広域制です。
本校があって、キャンパスや学習センターが全国にいくつもあります。

広域制
狭域制
  • 全国各地に学習拠点
  • 3つ以上の都道府県から募集
  • 本校、近隣の協力校が学習拠点
  • 居住の県、勤務地の人を募集

入学について

そら

誰でも入学できるイメージだけど…実際はどうなの?

偏差値と入試、推薦について

偏差値がありません。出席日数、内申点に関係なく入学ができます。

入試は面接や作文が多く、学力審査(3教科等)があっても現状確認のためと言われています。

公立のように決まった日だけではなくて、新入学は枠がある限り、随時行われている高校も多いです。

公立の全日制高校と併願の場合、入学金を納めて、公立の合格発表後に辞退の連絡をします。
(これも確認してくださいね)

そら

一般推薦(学校からの推薦)、自己推薦(学校関係なし)があれば確実、入学金や学費の減額がある高校もありましたが、関係ないですよと言われた高校もありました。

オープンキャンパスに参加すると作文免除や特典がある場合もありますが、参加していないと受けられないということもありません。

同じ高校でも年度やキャンパスによって違います。
人気がある通学コース、専門コースは一次募集で定員となると聞きましたが、中学卒業後の3、4月でも募集している高校もありました。

N高の通学コースは不合格でネットコースにという話も聞きました。不合格がないわけではありません。

新入学、転入学、編入学の違い

新入学は中学を卒業後、そのまま入学することです。転入と編入は、高校を変わる点は同じ。
単位の引継ぎを考えたら、転校、転入学の手続きを。

退学、編入学となると、在籍期間に空白ができ、受け入れ時期や卒業時期が変わってきます。
(休学期間がある場合、在籍期間の引継ぎも確認してください)

編入先の通信制高校により、半年ごと(9月、3月)、1年(3月)と卒業時期が決まっていて、その分が伸びます。
(退学後1ヶ月以内に編入すればOKという学校も見たことがありますが、空白が1日でもあれば伸びるという情報が多いです)

同級生と同時期に大学や専門学校に進学するには、高卒認定試験に合格して受験する方法もあります。

転入学
編入学
  • 転校し入学
  • 在籍したまま手続き
  • 随時受け入れ
  • 退学し入学(中退)
  • 在籍に空白期間ができる
  • 4、10月が多い
そら

随時ってことは、いつでも転校できるの?

私立は随時と書かれていることが多いのですが厳密には違います。

公立のように4月、10月みたいに決まってはいないので融通がききます。
でも、卒業の時期や単位の引継ぎで期限があります。

(N/S高のように、4・7・10・1月のように決まっている場合もあります)

学年制は年度末までいないと単位が引き継げません。ここは前籍校に確認を。
(1単位は年間35時限以上の授業。1学年で約30単位)

  • 1年生途中⇒引き継ぎなし
  • 2年生途中⇒1年生の単位を引き継ぎ
  • 3年生途中⇒1.2年生の単位を引き継ぎ

通信制なら後期、次年度に多めに単位を取れば、同級生と同時期の卒業が可能となります。

1年で25~30単位が平均で、年間単位取得数に上限がある場合もあります。

手続きの期間(約2週間~20日程度)もあり、期限が12月(前期は6月)あたりが多いと言われています。

単位修得証明書、在籍証明書を前籍校に作成⇒転校先に出願・入試の流れ。
(年度内の単位が関係してきます。高校により違います)

高校ごとに転校が可能な時期があり、卒業の時期が変わってくるので確認が必要

NHK学園の例

1年間に履修できる最大単位数の例

  • NHK学園高等学校 34単位
  • 飛鳥未来高等学校(きずなも) 36単位
  • N高等学校/S高等学校 38単位
そら

例えば、年間30単位が上限だと、2年次までに44単位を取得していれば3年次で卒業が可能となります。

上限が37単位以上であれば2年間で74単位で卒業できます。
全日制1年で0単位で転校しても2.3年で74単位とり、同級生と一緒に卒業できます。

ただ、無理せず、ゆっくりと休養し、春からの入学を検討した方がいい場合もあります。

【追記】
その後、通信制高校に通う保護者の方に何人かに聞いてみました。
最大単位数は問い合わせた時期など状況により同じ高校でも言ってることが違います。
なんとかして希望を考慮しようとスクーリング等に配慮・対応する高校もあります。

また、単位の引継ぎが難しくても成績証明等でレポートが免除の場合も。
前籍校の状況、資格など学校外の単位認定(高校、校長の判断)、定時制が併設なら併修ができるかなど、他の可能性も含めて直接聞いた方が確実です。

2月に転入、単位も可能なだけ取得できた話も聞きました。
娘の高校は1月末が単位認定試験でスクーリング等すべて終了しています。

通信制高校から全日制高校への転編入学

そら

通信制高校から全日制高校に転編入学は可能?
不可能ではありませんが、少ないパターンとなります。

2025年4月に愛知県でフレキシブルスクールができます。
『全日制・昼間定時制・通信制の3課程を一つの学校内に置き、3課程間をフレキシブルに行き来して学べる新しいタイプの高校』です。
この場合、転校ではなく転籍になります。

同じ学校内で通信制⇒全日制に転学可能な通信制高校

入学できない場合とは

時期以外では定員が埋まっている場合(学校側の都合)です。

そら

定員があるの?

ネットコースだと定員がないイメージがありますよね。
通学コース、専門コースだと、教室、先生の都合もあり、人数がある程度決まっています。

小人数、人気があるコースは早めに決まってしまうことがありますし、地域やキャンパスにもよります。

【2024年秋 追記】
この3年で通信制高校も増えましたが、希望する生徒も増えました。
通信制高校の中等部もできて、そのまま入学する子もいます。
人気のコースは年内で締め切り、入試で不合格になる話も聞くようになりました。
通信制高校の合同説明会を主催されている方に、この件についてお聞きしました。
東京、関東の方は確かに早まっている。地方と差があるとのことでした。
情報収集は早めがいいのですが、お子さんの状況にもよります。
どんどん早まっていくことで、焦りと不安につながることも心配です。

卒業資格について

そら

全日制と違いはあるの?

全日制、定時制と同じ高校卒業資格です。
卒業要件も学校教育法で共通。単位の取得方法が違います。

卒業証書も高校によっては全日制高校と変わらないです。

引用元:鹿島学園高等学校公式ページ

卒業率は公立が約4割に対し、私立は9割を超えます。
サポート面とスクーリング、行事、試験など卒業しやすい仕組みとなっているからです。

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高卒認定試験について

そら

高卒認定試験って何?

高校に通わなくても大学、専門学校の受験が可能になる国家資格です。
以前は大検と言われていました。

卒業資格ではないので、進学しなければ中学卒業となります。
16歳以上(高1)であれば、誰でも(在学中でも)受験できます(年に2回)

通信制高校に通いながら、高卒認定資格を先にとる子もいます。
難易度はそれほど高くなく、取りやすい国家資格です。

受験できる科目は最大で10科目。高卒認定試験の受験のみでは必要な単位は修得できません。

卒業資格が得られるのになぜ?

そら

もしも通えなくなった時の保険となります。
高卒認定資格を取得後、留学した子もいます。

それに単位に振替ができます。高卒認定資格を不足分の単位に。
その逆で、学校で取得した単位を高卒認定試験の一部の科目免除にすることが可能です(在籍校の校長判断となります)

詳しくはこちら

高卒認定資格のための予備校、サポート校の高認コースもあります。

高卒認定試験予備校の一例です

  • 河合塾COSMO
  • トライ式高等学院
  • 四谷学院

過去問が公開されています。

オンライン家庭教師に高卒認定試験コースもあります。
通信制高校と連携している会社もあります。

通信講座でも学べます。
ユーキャンには高卒認定試験講座があります。

「生涯学習のユーキャン」資料請求>>

高校卒業資格、高認を取らなくても大学に行ける方法も

中卒から大卒にできる方法もあります

中卒や高校中退でも、選科履修生か科目履修生として在籍して16単位を修得すれば、18歳以上で全科履修生として放送大学に入学できる。

AREA.dot.

通信制大学とは少し違うのですが、放送大学は誰でも入学しやすく、いつからでも学べます。
生涯学習、学び直しをしている方も多いです。
質が高く、しっかりと勉強しないと卒業はできないと言われています。

(通信制高校はスクーリングなしで卒業はできませんが、通信制大学はスクーリングなしで卒業できる大学があります)

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実際に通信制大学で学んでいる体験談ブログ。
英検取得の体験談もあります。
私と同世代、フルタイム勤務しながら勉強されています。
いくつになっても学べるを体現しています。

学校外の単位認定

これも覚えておくといい知識で、その高校だけで単位を全部とらなくてもいいんです。
学校の外での勉強や活動が単位と認定される制度があります。

文部科学省のHPに記載されていますが「学校外における学修の単位認定」です。

上記で触れた、高卒認定試験もそうなんです。他にも、技能審査、インターンシップ、ボランティアなども。認定できる単位数の上限が20から36単位に拡充されています。

なお、中退した場合でも、在籍校の単位を振り返ることは可能です。
単位修得証明書を発行してもらいます。この保管期間が20年と言われています。

この写真は公立の ある通信制高校の説明です(参考書籍:中学卒・高校転編入からの進学)
高卒認定試験の科目を単位に振り替えることで、3年で卒業が可能になる場合があります。
この高校は12単位までとなっています。参考例として載せました。

技能審査だと、漢検、英検、簿記などもあります(在学中 英検2級で英語2単位など、学校によります)

英検S-CBTは毎週土日実施、英検(従来型)と問題形式、難易度、級認定、合格証明書発行、英検CSEスコア取得等はすべて同じになります。

これは、通信制の単位制だけではありません。
下記の高校は全日制・学年制です。

こちらは全日制・定時制・学年制です。

そら

年間最大単位数の兼ね合いで、卒業までの単位数が足りなくても、この制度の利用で可能になることもあります。

高校が履修として在籍中に認めれば単位認定(何単位まで可能か高校により違います)

資格も通信講座などを利用して自宅で勉強できる方法はたくさんあります。

科目履修制度

これは在籍しながら他校で単位を取得。転校ではなく、科目履修生となり1科目からとることができます(在籍高校が認めた場合のみ可能)

進級に単位があと少し足りない。同級生と同じ時期に卒業したい場合に利用します。

また、高卒認定試験の併用としても利用できます。
取得した単位は高卒認定試験の科目から免除されます。苦手な科目はレポートとスクーリングでとるほうが楽です。

※通信制高校の先生に聞いてみました。
これも高校の判断となりますが、レアケースであまり利用する方はいないとのことでした。

卒業要件について

三大要件
  1. 3年以上の在籍(転入、編入もあわせての期間)
  2. 74単位以上取得(必修科目を含む)
  3. 特別活動30(単位)時間以上

①の在籍期間は休学している期間はカウントされません(原則)
(休学中は学費はかかりません。公立の場合、在籍期間と認められる場合もあるので学校に確認してください)
※休学中でも学生証は有効。在籍証明書も発行可能。

高3の場合、転校先で3、6ヶ月の在籍が単位認定の条件となっている場合もあります。
最長の在籍期間は全日制・定時制では6~8年ですが、通信制でもある場合があります。
(娘の学校に聞いたら8年でした)

そら

③の特別活動って何?

行事やホームルーム、式典(入学式、始業式など)のことを言います。
単位時間と表記されている場合もありますが、②の単位と紛らわしいので30時間と呼ばれています。

そら

体育祭(運動会)って絶対に出なきゃダメ?

娘の学校は自由参加です。他にも、遠足、観劇など様々な行事があります。

そら

3年間で30(単位)時間以上は、そんなに大変ではありません。
カウント方法は高校によって様々ですが、クリアしやすいようになっています。

例えば、約3時間の観劇を観て3単位、1日遊園地参加で6単位など。1単位時間約50分が目安。
オンラインも(終業式など)カウントされる学校もあります。

学年制と単位制の違い

全日制
通信制
  • 学年制
  • 単位制

通信制は学年の感覚がなく、1年目、1年次のような言い方をします。
コース、クラス分けをして、担任がいる場合が多いです。

学年制
単位制
  • 1年ごとに単位が決まっている。
  • 3年で卒業
  • 科目ごとに単位を積み重ねる。
  • 3年以上で卒業
全日制高校

1科目でも落とせば留年(原級留置)、1年まるごとやり直しとなる。

通信制高校

留年はなく卒業時期がずれるだけ。落とした科目のみ次に取り直せばいい。

74単位のうち必履修科目(必修科目)は同じです。体育や家庭科もあります。
必修以外は高校によって独自の科目が設定されていて選択できます。

ちょっとややこしいんですが、全日制単位制高校もあります。
全日制高校のスタイルで、学年制ではなく単位制です。
(全日型(週5登校)の通信制高校とは違います)

そら

単位制は、1年次で14単位、2年次で30単位、3年次で30単位のように自分のペースで変えられます。

新入学の場合は1年次が一番多く、3年次が進路に向けて少なくなります。
進学の場合、後期の単位認定試験と時期が重なることもあり、前期までに終了させる子もいます。

単位認定試験の日程や難易度、成績(通知表)について

2大要件
  1. レポート
  2. スクーリング

どちらも満たすと単位認定試験(テスト)を受けることができます。
なお、スクーリングのみで単位認定試験がない科目も一部あります(娘の高校の場合)

娘の学校の例です。ほとんどはレポートやプリントから出題。
選択式(マークシート)で3割で合格、再試験日、追試(4割合格)もあります。

試験期間の時間割があり、自分が受ける科目だけ出席しました。
1日で4時間の日もあれば1時間の日もありました。

科目ごとに1回合格すればOK(科目も必修科目以外は選択)
前期8.9月・後期1.2月の年に2回が多いです。
スクーリングの最終日、年1回の高校もあります。

N/S高の例

そら

通知表ってあるの?成績は大事?

学年順位はありませんが通知表はあります。再試験、追試だと評価は下がります(8割)
指定校推薦を狙うなら評定は目安となります(通信制高校で4以上を取るのは難しくないです)

履修科目には登録年数があり、期間内に取得すればOK。
娘の高校は2年。2年以内に取得できないとスクーリングやレポートが無効となります。
また、登録しないといけないので費用もかかります。
再試験や追試等の救済措置については学校ごとに違うので確認を。

2022/2追記

後期の試験、体調不良となり、学校側と相談し欠席しました。
体調不良が原因であれば、再試験日は10割評価で合格点も30点のまま。
自己都合の場合は8割評価とのことでした。

再試験も欠席した場合は0点。追試験も受けなかった場合は不合格となり評価が1。
その場合は来期に、履修登録有効期限の2年以内であれば受けられます。

なんとか再試験を受けられましたが、日程が近く、行けるか不安でした。
また、時間も固定でした。個別対応が難しい学校です。

再試験、追試験がネットでできる高校、遅刻でも大丈夫な高校もあります。
課題提出でクリアの場合も。このあたりの救済措置も確認した方がいいです。

レポートの量や難易度について

そら

サイズや量はどれぐらい?

娘の高校の例

1年で30単位(必修科目優先)、レポートは80枚ちょっとですね。
平均1単位あたり3枚程度。他に宿題等はありません。早い子だと数週間で終わってしまいます。

そら

どうやって、いつ提出するの?

提出方法(併用もあり)

紙提出
オンライン
  • 書く、埋めるのに時間がかかる
  • 記憶に残りやすい
  • 登校日に提出、郵送
  • なくさないように管理がいる
  • 解きやすい
  • 時間の短縮となる
  • スマホでどこでもできる
  • 管理が楽
  • 専用タブレット、PCが必要な場合がある。

書くことが苦手な子はオンラインの方がいいですね。
提出期限が何回かあり、テストの少し前が最終期限となります。
(娘の学校は転編入の子は締め切りの時期が少しずれています。配慮されています。)

そら

レポートってどうやるの?

基本は自宅でやります。暗記系科目は教科書を見て埋めます。
(入学後、紙だけではなくタブレットも採用されました)

通信制高校の教科書は、学び直し、基礎が多く優しめです。
わからない点はスクーリングやオンラインシステムで聞きます。

レポートにも合格点(6割以上が目安)があり、再提出となることがあります。

そら

合格点とるのは難しいの?

子どもによります。受験勉強をして、全日制高校に入学、転入した子には簡単に感じるでしょう。
不登校の期間が長く授業を受けていない子、心の状態で勉強どころじゃなかった子には難しい。

だから、サポート校があるんですよね。大学受験のためだけではありません。
オンライン家庭教師の中には、通信制高校レポート対策コースもあります。

ピンポイントでわからない点だけを短期で教えてもらう方法もあります。
いろんな方法があります。下記の記事で紹介しています。

そら

レポートで実技的な要素があったのは美術ぐらいです。

スクーリングについて

登校日のことです。登校しなくていい、完全オンラインはありません。
レポートは手伝えても、スクーリングは本人が行くしかないんですね。

中3完全不登校だった娘、このスクーリングがほんとうに心配でした。
いろいろ書いてきましたが、一番確認しないといけないのはスクーリングです。

場所と日数について

そら

どこに何日ぐらい通うの?

  • 最寄りのキャンパス、協力校、本校で行われています。
  • 年間20日程度
  • 月2日~週5日までいろんなコースがあります。

最初はネットメインのコース。途中で通学コースに変更できる高校もあります。
少しずつ、通学日数を増やしていくことも可能です。

ネットコースは遠方のキャンパスのイメージがありますが、最寄りのキャンパスで受けられることが可能な学校もあります(娘の学校がそうです)

そら

週5日なら全日制じゃないの?

全日型って言われています。それなら週5日の全日制にも行けそうな気がしますよね。
でも、先ほど説明したように仕組みが違う。単位制でテストも1回で難易度も違います。

1科目落としたら留年の全日制とは違います。時間、精神的に負担が少ないです。
登校も自由がききます。全日制で週5日通うことが無理でも、通信制高校、サポート校で週5日通える子も多くいます。

ただ、お金の問題がありますけどね。登校日数が増えればそれだけ高くなります。

そら

年間数日で卒業できるとも聞くけど、それはどういうこと?

短期間に集中して受けるスクーリングです。本校指定で遠方の場合は合宿となります。

  • N高校の2年目は沖縄うるま市、S高校は茨城県つくば市に5日間。
    1.3年目は地域の拠点キャンパスや指定会場(遠方で宿泊が必要な場合もあり)
  • ルネサンス高校は4日間(親子スクーリングも可)

ネットコースは安めだけど、このスクーリングに費用(交通費、宿泊費等)が実費でかかります。
付き添いをすれば親の分もかかってきます。

【追記】N/S高校のスクーリングは在籍期間中に1回以上。
(年2回のスクーリングと年1回の単位認定試験)
3年次に転編入の場合は3年次が原則。

本校以外の場所で認められる場合(S高)
(下記の場合で 担任に相談、校長に指定様式にて願い出て許可が必要)
①住民税非課税世帯および生活保護世帯の者
②医師の診断により本校でのスクーリング参加が困難な者
③その他、個々の事情で参加が困難な者

スクーリングの交通費、通信制高校にも学割があります↓

そら

合宿タイプは雰囲気的には修学旅行みたいな感じですね。
中学では修学旅行に行けなかったけど、行きたかったから楽しみと考える子もいます。

ネットで知り合った子と実際に会えることが楽しみな子もいます。

親子で一緒に行き、ホテルで親はのんびりする。そんな話も聞きました(家族分の宿泊費・交通費もかかります)

逆に、遠方への移動、合宿タイプだと行けない子もいます。
少ない日数でスクーリング、テストと詰め込みます。

他の子達と同室での宿泊が難しい子は、近くのホテルで親と一緒に宿泊し、スクーリング会場に行ったという話も聞きました。

サポート校によっては、先生が本校の集中スクーリングに同伴してくれる場合もあります。

サポート校が会場として利用され、慣れた場所でスクーリングと試験が受けられる学校もでてきました。

起立性の子であれば、朝早くから行けるかどうか。
日程スケジュール、場所、交通機関、宿泊など、大勢が苦手な子は慎重に考えた方がいいです。

S高等学校に通学しているお子さんの体験談です。

ルネサンス豊田校のスクーリング案内例です
パフフレットと一緒に送られてきました。

ルネサンス豊田校スクーリング
ルネサンス豊田校

同じ高校でも、宿泊、日帰り、個別など選択、変更できる場合もあります。

そら

全日制は約2/3の出席日数が必要ですが、通信制はたった数日の登校でもクリアできる仕組みがあります。
パンフレットで、まず確認してください。

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スクーリング形式は?

そら

不登校だった子でもついていける?
教室の人数は多いの?

それぞれ学力のレベルが違うので、自習形式、個別指導が多いです。
先生があてたり、発表したりもありませんと言われました。
場面緘黙症の子もいるので配慮されています。

全日制高校のような雰囲気を体験するために、全体授業や参加型が開催されることもあります。
交流したい子には全体授業が向いていますね。自分で選択できます。

そら

定時制は全日制のような授業に近いです。

午前、午後、夜間の3部制の定時制高校も増えてきています。
通信制と併設の場合もあります。
起立性調節障害の子は定時制高校という選択肢もありますよ。

そら

体育はどうするの?

キャンパスを見学するとわかりますが運動場や体育館がないことが多いです。
別の施設を借りることもあるし、校内の教室でやる場合もあります。

身体を動かしたり、簡単な球技など、全日制のようなガチな実技ではありません。

そら

実技を選択してもいいし、座学や映像のみでも単位が取れます。
家庭科は簡単な作品を作っていました。

受験に必要でなければ、あえて苦手科目を取る必要もなく、とりやすい科目を選択できます。
高校によって特色が違い、医療事務、美容、保育、スイーツなど、将来 役立つ科目もあります。

放送、メディア視聴で減免?

そら

スクーリングをさらに減らせるの?

最大でスクーリング数の6~8割まで充当可能です。

引用:文部科学省 高等学校通信教育の現状について

主に2つのパターンがあります。

  • NHKのテレビ高校講座
  • 高校独自のオンライン講座
そら

通学コースでしたが、緊急事態宣言でメディア学習併用となり、最大限に活用しました。
この制度が使えると、かなり楽になります。

ネットメインのコースも同じように減免されると聞きました。
(申請が必要でした)

発達障がいの子への理解はある?

いくつかの学校に質問しましたが、発達障害の子を受け入れているとお答えがあった高校が多いです。

発達特性に理解があることを特色にしている学校も多くあります。
合同説明会に行ったときに、SNEC、特別支援教育コースで療育も兼ねている学校があることを知りました。

特別支援学校教諭免許を持った先生がいる通信制高校、支援が必要な子の少人数体制をとった技能連携施設もあります。

不登校・学校が苦手な生徒や多様な特性を持った生徒向けのオルタナティブスクールコースがあります。

NHK学園のサポート体制

引用元:NHK学園

サポート校のスターシャル学院は障害特性の子の専用コース(発達支援コース)があります。
療育支援+高校卒業のサポート。
(障害者手帳の有無は関係なし、診断、市区町村の通所受給者証の取得が必要)

そら

星槎国際高等学校は特別支援教育、必要に応じて心理検査(WISC等)の実施も行っています。

サポート校のWILL学園は、療育手帳(B1)をお持ちの方も大学に進学した実績は多数あると説明していました。

個別に確認が必要ですが、ホームページで特性について触れている高校が増えています。

部活や生徒会はあるの?

高校、キャンパスによりますが、部活が盛んな高校もあります。
甲子園に出場した通信制高校もありますよ。
2023/8/8 甲子園で初勝利。

通信制は全国から集めるの?知らない人は疑問に思うかもしれません。
ここに書かれています↓引用します。

日本高野連の加盟規定では「原則として同一都道府県に在住する生徒が対象」「週2回以上、指導者および部員全員が集まって活動」を条件に定める。99年に立志舎(東京)が初加盟。地球環境が出た12年当時、加盟数は全国9校だったが、11年後の今や21校(軟式2校を含む)と、ほぼ倍増した。今夏は日本ウェルネスが沖縄大会決勝に進むなど健闘。プロではパ・リーグ首位のオリックスで本田仁海投手(星槎国際湘南出)、宜保翔内野手(未来沖縄出)が1軍出場。通信制高校の躍進が目立ってきた。

開校して間もないキャンパスは部活がなくて、新しく作って同好会のように楽しんでいる場合もあります。

自宅から参加できるオンライン部活もあります。N高のネット部活(起業部、投資部など)が有名ですね。
生徒会もあり、企画を開催したり、新入生のための手伝いなどをしています。

そら

軽音部に入って一気に明るく変わった子を知っています。

友達はできる?作る方法について

同じ高校でも、登校日数が多いコースの方が友達は作りやすいです。
自由登校だと、同じメンバーで顔を合わせるのはホームルームや行事のみです。

登校日数が少ない場合は複雑な人間関係はありません。それが楽な子もいます。
無理しなくていい。一人でいても大丈夫なんです。でも、寂しい子もいるでしょう。

そら

娘がそうですね。友達がいないって聞くと切ない…。

スクーリング後に一緒に帰った子、遠足のあとLINE交換した子はいるみたいです。
でも、それ以上はなかなか・・・しばらく会わないので親しくはならない。

嫌な子もいないし、いじめもない。悩んでるわけでもないんですよね。

スクーリング以外では、行事や生徒会、部活などに参加することで友だちを作ります。

娘の高校の場合ですが、担任が、知り合いがつくれるようにとセッティングをしてくれたこともありました。
行事も誰でも参加しやすいように、学校側がグループ分けしたり、一人にならないように配慮してくれました。

生徒会が交流しやすいようなイベントを定期的に開催しています。
入学前のプレスクールで友達ができることもあります。

そら

話しかけたり、輪に入るのは勇気がいるよね。
学年がないので同級生じゃなくてもいいんです。
転入、編入してくる子もいます。
気の合う子と出会えるチャンスはあります。

【追記】その後の行事、行きは不安が強くて一緒に集合場所まで行きましたが、帰りは友達ができたって友達と一緒に帰ってきました。

まとめ|通信制のメリットとデメリットについて

メリットは多様性。義務教育までのあたりまえがなくなる。

現実的に登校日数が少なくてもなんとかなる。自分らしくいられる学校を選べるということ。

  • 制服が苦手だったら、私服OKな高校を。
  • 体育が苦手だったら、実技、体育祭がない高校を。
  • 大勢が苦手だったら、少人数のキャンパス、個人指導タイプを。
  • 起立性調節障害なら、午後からメインのスクーリングを。
そら

これ、うちの娘のことなんですけどね。
苦手を避けることができる。

美容や芸術、eスポーツなど、やりたいことを選ぶこともできます。
大学進学、留学など目標に向かって効率よく通えます。
得意を伸ばすことができる。自分のペースでできる。

そら

体調や特性なども含めて、自分に合った環境を選ぶことができます。

デメリットは、サポート校、通信制高校でもコースによってはお金がかかります。
言葉が良くないですが、私立は高卒資格をお金で買うとも言われています。

娘のように通学日数が少なく、ほとんど自習だと正直高いと思う。

サポート校の費用については、びっくりしました。
それでも、居場所ができて高卒資格が無理なく取れる。

この選択肢があって、選んで良かったと思っています。

そら

費用以外のデメリットは?

全日制高校に比べて卒業率が低いです(私立より公立の方がさらに低い)

サポート校は別として、自宅で独学でレポートをやります。
計画的にスクーリングやホームルーム、学校行事に参加します。

すべて自分で考えて動かないといけません。
不登校の時の感覚のままだと難しい現実もあります。

そして自由に使える時間がたくさんできます。
受験勉強、資格取得、アルバイト、趣味など…時間をどう有効に活用するか。

簡単に言うとメリットはマイペース。デメリットは自己管理が必要。
表裏一体、どちらも本人次第ということですね。

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当ブログでは多くの体験談を募集、紹介しています。
通信制高校に入学、転校した体験談も多くあります。

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